いつまでも輝く女性に ranune
29歳男性が“人生初の彼女”と入ったお風呂で大失態…「謝罪LINEもブロックされました」――大反響セレクション

29歳男性が“人生初の彼女”と入ったお風呂で大失態…「謝罪LINEもブロックされました」――大反響セレクション

◆初のラブホテルに大興奮の彼女

ラブホテル
 ラブホ当日のことをあれこれ考え、ここ最近は夜もぐっすり眠れなかった六瀬さんですが、とうとう本番の日がやってきました。

「結局、朝の4時ごろまでいろいろ考え込んでしまって眠れませんでした。

 10時に渋谷ヒカリエの2階にある花屋の前で待ち合わせをしていたので、スマホのアラームで9時に飛び起きて急いでシャワーを浴びて、それからほとんど黄色い部分が少なくなったバナナと、冷蔵庫にあった牛乳を胃袋に入れて渋谷へ向かいました」

 待ち合わせ場所に到着すると、すでにMさんは来ていて、手を振りながら笑顔で迎えてくれたと言います。普段よりもどことなく無口な二人は、そのままぎこちなく手を繋いでラブホの方向へと歩いて行きました。

 ラブホに到着した二人は、とりあえず途中のコンビニで調達したビールで乾杯しました。Mさんはビールを一口飲むや否や、1人で部屋散策をはじめ上機嫌だったようです。

「最初は自分の方からお風呂へ誘おうと思っていたのですが、しばらくしてMさんの方から『ねぇねぇ、お風呂すごい大きいよ!一緒に入ろ!』と言ってきたので振り向くと、すでにMさんはバスタオル一枚になっていて浴室から手招きしていました」

◆湯船で力いっぱい彼女を抱きしめた瞬間に…

 覚悟を決めた六瀬さんは、動揺を隠しながら浴室に向かいました。すでに浴槽につかっていたMさんの後ろ姿を見ながら、六瀬さんもゆっくりと浴槽に入りました。

 そのまま二人は無言のまま温かい湯船につかり、六瀬さんも久しぶりにホッとした気持ちになれたといいます。

 しかし、それと同時に下腹部が今まで味わったこともないような違和感に襲われたそうです。その後、Mさんが「ありがとう、大好き!」と言って六瀬さんに抱きついてきました。生まれて初めて触れた女体に興奮した六瀬さんは、自らも力一杯Mさんを抱きしめました。

 次の瞬間、六瀬さんは臀部にさらなる違和感を覚え、それが何を意味しているのかをその数秒後に感じ取りました。無色透明だった湯船が茶色く変色し、匂いが湯気に混じって浴室に放出されたのです。

「Mさん!ごめん!シャワー浴びてすぐに風呂から出て!」

 そう叫ぶのが精いっぱいだった六瀬さん。Mさんも目の前で起こった出来事をようやく理解し、六瀬さんの指示通りに浴室から出て行きました。

「朝食に口にした牛乳が腐っていたのだと思います。飲んだ時に少し変だなと思ったのですが、後の祭りでした。たぶん、極度の緊張でおなかの調子が悪いことすら気が付かなかったのだと思います。もう終わりです…」

 結局、初ラブホは30分で終了となり、その後LINEで謝罪メッセージを送った六瀬さんですが、悲しいことにしばらくしてブロックされてしまったそうです。

<TEXT/八木正規>

【八木正規】
愛犬と暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営
配信元: 日刊SPA!

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