池田さんが実践しているハンドマッサージ
ハンドマッサージは、朝と夜の一日2回、夜は入浴後に行うとより効果的です。つや肌ハンドケアのポイントは、手の力を抜いて、手のひら全体を密着させること。また、ゆっくりとした一定のリズムで行うことです。
1.オイルを取り、手のひらで温める

オイル3〜5滴を目安に取り、手のひらでなじませながら温めましょう。手の大きさや乾燥により量は変えます。
2.オイルを手になじませる

右手の手のひらを左手の甲に密着させ、円を描きながら優しくさすります。

朝のケアでは、ここで両手を組む動きをプラス。左右の指を交互に絡ませて、指の間をやや強く押します。両手をギュッと握り、深くひと呼吸したら手を放し、3へ進みます。
3.ツボを押す

親指と人さし指の骨が合わさる部分を、心地よい強さで5秒ほど押します。
4.中手骨の間をさする

手の甲にある5本の骨(中手骨)の間を、それぞれ3往復、親指の腹でさすります。
5.指を一本ずつマッサージする

左手の親指を右手で握り、右手を回しながら付け根から指先までマッサージをします。


指先を押す動作も行いましょう。左手の親指の先を横からはさんで押し、続けて指先を上下にはさんで押します。他の指も同様に行ってください。
6.げんこつで手のひらを押す

右手でげんこつを作り、左の手のひらをグリグリと回しながら押し、手のひら全体を刺激します。
7.手の甲をさする

仕上げに、手の甲から指先まで心地よい回数をさすります。終わったら、右手にも2~7を同様に行いましょう。

夜のケアでは、前腕部全体をさすって締めくくります。甲から肘まで優しくさすり、肘を手のひらで包み込み、再びさすりながら甲まで戻ります。
潤い肌ケア特集いかがでしたか?今回紹介したケアは、気軽に取り入れられるものばかりなので、ぜひチャレンジして潤いある肌を目指しましょう。
取材・文=大門恵子(ハルメク編集部) 撮影=中村彰男
※この記事は雑誌「ハルメク」2021年1月号を再編集、掲載しています。

