
「甘いものは一切禁止!」とガマンを強いるのは、もうやめましょう。甘いものを上手にとりながら、減量を目指す方法があります。その方法について、肥満解消と脂肪肝・糖尿病改善のための専門外来「スマート外来」の担当医である尾形氏の著書『専門医が教える 1分で肝臓から脂肪が落ちる食べ方決定版』(KADOKAWA)から紹介します。
食後の冷凍フルーツでアイス欲を満たす
フルーツは少量であれば食後に食べてもOK! 凍らせておけばアイス感覚になるうえに早食いを防いで、血糖値の上昇を抑えやすい。
肝臓への負担を減らしてフルーツを楽しむ方法
フルーツは健康によいと思って積極的に食べる人がいますが、肝臓にとって果糖はダメージにもなります。そのため、ムリして食べる必要はありません。特に、スムージーなどの液体にするのはNG!
フルーツ好きな人は凍らせたフルーツを食後に少量食べるといいでしょう。この食べ方でアイスをやめられた人もいますし、凍っていると一度にたくさん食べづらいために自然と“ゆっくり食べ”になります。果糖はゆっくり吸収されれば肝臓へのダメージを減らせるので、メリットの大きい食べ方です。
[図表]冷凍に向くフルーツ 出典:『専門医が教える1分で肝臓から脂肪が落ちる食べ方決定版』(KADOKAWA)
【体験者の声】
食後の冷凍フルーツでアイス習慣をSTOP F.M.さん(44歳)
私はアイス大好き人間。コンビニで売られている冷凍フルーツを見て、「これだ!」と。ブルーベリーやいちごを食後に食べれば食事終わりのサインになって、自然と食事量も減らせました。
温かい飲み物と一緒に極上のティータイム
甘いものを堪能するひと時は至福の時間。温かい飲み物と一緒に最高のティータイムを!
[図表]温かい飲み物とチョコレートの図 出典:『専門医が教える1分で肝臓から脂肪が落ちる食べ方決定版』(KADOKAWA)
ホットドリンクがあるとゆっくり食べが実現
甘いものを食べるのは特別な時間。甘いものオンリーで食べず、無糖の温かい飲料を用意すると“ティータイム感”が出て気分が上がります。温かい飲料があると甘いものの“ゆっくり食べ”につながり、血糖値上昇が緩やかに。
