寝る前に空腹になっても「あとは寝るだけ」と言い聞かせる
夜に食べすぎれば太りやすくなります。ここをしのいで、翌日の朝食を楽しみましょう。
空腹は脂肪を落とす絶好のチャンス
夕食後に空腹を感じることがあるかもしれません。しかし、空腹時こそ脂肪を減らす時間です。「あとは寝るだけ」と思えば、しのぎやすくなりますよ。
【体験者の声】
甘いものがほしい夜はとっとと寝ます K.R.さん(31歳)
寝る前に甘いものを食べたくなることも。でも「あとは寝るだけ」と言い聞かせて、早めに寝てごまかします(笑)。
停滞期にはチートデイを活用
体重減少がある日突然止まってしまう「停滞期」。甘いものを含め、好きなように食べる日を作ると抜け出すきっかけに。
チートデイで基礎代謝の停滞を食い止める
減量生活を始めると、最初のうちは体重が落ちても、必ずどこかで減らなくなるタイミングが来ます。これが「停滞期」です。
食事で摂取する糖質量が減ると、体は“省エネモード”になって、消費エネルギーを減らします。基礎代謝量も減って、体重が落ちにくくなるのです。だから、この時期に食事を減らす対策はかえって逆効果! そこで試してほしいのが、「チートデイ」です。
チートデイを日本語にすると、「だます日」や「反則の日」という意味。チートデイを取り入れて食事制限を解放することで、「体には糖質が十分にある」と脳をだませます。
脳をだますと体が基礎代謝量を落とさなくなるので、停滞期から抜け出しやすくなります。チートデイと決めた日だけは、好きなように食事をしてOK。週1回や10日に1回などのペースで設けると、効果が出やすいです。外食予定の日をチートデイにしてもいいでしょう。
[図表]チートデイの図 出典:『専門医が教える1分で肝臓から脂肪が落ちる食べ方決定版』(KADOKAWA)
尾形 哲
長野県佐久市立国保浅間総合病院
外科部長/「スマート外来」担当医
