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意外と知らないサンタクロースの由来となぜ贈り物をするのか

意外と知らないサンタクロースの由来となぜ贈り物をするのか

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

今年も大好きなクリスマスが近づいてきました! ツリーの飾り付けをしながら「子どもたちが小さかった頃、よくサンタクロースがプレゼントを配る絵本を読んであげたっけ」なんて、楽しかった思い出が蘇ってきます。

そこでふと疑問が……。そもそもサンタクロースって、いつから存在しているのかしら? 赤い服を着ている理由も気になるし、ツリーの飾り付けが終わったら調べてみましょう!

サンタクロースの由来・起源

サンタクロースの由来・起源

サンタクロースのモデルとなったのは、4世紀の小アジア(現在のトルコ)のミュラの司教であった聖人「聖ニコラウス」だといわれています。

聖ニコラウスは、日頃から困っている人や貧しい人に自分の持ち物を与えていた心優しい人でした。

近所に住む娘が貧しさから身売りをしようとしているのを知ったときには、娘の家の煙突に金貨を投げ入れてその一家を助けたとされ、これがのちのサンタクロース伝説の原型だといわれています。

聖ニコラウスは亡くなった後「子どもの守護聖人」とされ、オランダやベルギーなどでは彼の命日の12月6日に子どもたちにプレゼントを贈るようになりました。

18世紀、北米に移住したオランダ人によって聖ニコラウスの伝説が伝えられ、もともとあったクリスマスにプレゼントを交換する習慣と結びつき、「クリスマスにサンタクロースがプレゼントを持ってくる」という習慣がアメリカ全土に広がったといわれています。

他にも、誘拐され殺された3人の子どもを蘇生させた、船乗りを嵐から救ったなど、聖ニコラウスにまつわるさまざまな伝説が残っています。

サンタクロースの赤い服はコカ・コーラがルーツ!?

サンタクロースの赤い服はコカ・コーラがルーツ!?

サンタクロースの「大きな体に白いひげ、赤い服」という<イメージは、実はコカ・コーラのクリスマスキャンペーンがルーツだとされています。

もともとサンタクロースのイメージは、アメリカの詩人クレメント・C・ムーアが自身の詩の中で表現した「大きな顔で丸い小さなお腹、元気いっぱいで陽気な、小さな妖精の太っちょおじさん」ということだけで統一されていませんでした。

そのため、描かれるサンタクロースは人によって異なり、体型や服の色もさまざまでした。

しかし1930年代に入り、コカ・コーラ社がクリスマスキャンペーンに「より温かみのある人間的なサンタクロース」を起用しようと、スウェーデン系アメリカ人のハッドン・サンドブロムに依頼します。

描かれたのは、赤い服に白いあご髭、バラ色の頬、キラキラ光る瞳、笑い皺のある新しいサンタクロース。

これがアメリカで人気を博し、いつの間にかアメリカの幸福なクリスマスを象徴するキャラクターとなりました。そしてコカ・コーラが世界中に広がっていくにつれて、サンタクロースのイメージとして定着していったのです。

※HALMEK upの人気記事を再編集したものです。

配信元: HALMEK up

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