早期退職をした59歳元教師が、今話題の旅先で働きながら滞在する新しい旅のカタチ“おてつたび”にチャレンジ!マッチングしやすい応募の仕方のコツや、おてつたびを通して「自分の居場所」を育てていくヒントを伺いました。
早期退職してリフレッシュ!新しい出会いを求めて
タマキさん(仮名・59歳)が長年勤めた小学校教員を早期退職したのは今年3月。
数年前に夫が急逝し、娘2人も大人に。一度リセットして「一人になった今、何をしてみよう?」という思いが静かに芽生えたと言います。
元々温泉が大好きで、車で箱根にもよく通っていたタマキさん。そんな折、テレビ番組で見たのが「おてつたび」でした。
おてつたびとは、お手伝い(短期アルバイト)と旅を組み合わせた人材マッチングするサービスのこと。
※働きながら旅ができる!「おてつたび」の詳細はこちら!>>
「温泉で働けば、毎日温泉に入れるかも?って娘と盛り上がって(笑)興味がわきました」
宿泊費をかけずに旅したり温泉に入れて、さらに報酬がもらえる――。何より、観光客としてではなく、その土地で生活し、土地の人と関われるという発想に惹かれたと言います。
10回落ちた…それでも諦めなかった理由
さっそく公式サイトから意気揚々と応募するも——なんと10回以上、マッチング不成立が続いたのだそう。
「若い人の方が有利なのかなと思って落ち込みました」
ほかの自身の予定もあり、参加できるスケジュールが絞られていた上、温泉地・接客業にこだわって応募していたのでハードルを上げてしまっていたのかも……とタマキさん。希望が通らない日々が続いたものの、「どうにか一度は体験してみたい!」と応募の仕方を見直したといいます。
- 行き先の幅を広げる(観光地以外の土地も候補に)
- 職種の幅を広げる(接客業に限らない)
- 応募理由を見直す(経験が少ないことも含めて誠意を伝える)
「最初は“教師しかしてこなかった自分”に引け目があり、何をアピールすればいいかわからなかったんです。でも、“こういう経験をしてみたい”“自分にはこういうことができるかも”と、前向きに書くように変えました」
そして迎えた11回目の応募——岐阜県の温泉リゾートホテルから「マッチング成立」の通知が!
「思わず声が出ました!」

