年収1000万円を捨てて大手企業を早期退職した45歳男性が、「年間たった60日あまりの営業」で会社員時代を超えるまで

年収1000万円を捨てて大手企業を早期退職した45歳男性が、「年間たった60日あまりの営業」で会社員時代を超えるまで

◆辞められない理由は何か?

「辞めたいけど、どうせ無理」と考えている人がそう思ってしまう理由は以下のようなものだ。

•会社に迷惑をかけたくない。
•同僚がみんながんばっているのに自分だけ抜けられない
•脱落者のレッテルを貼られたくない
•デキない奴と思われたくない
•親に心配かける
•転職・起業もどうせ不安

 いずれの理由も「他人のため」「他人の評価」という視点だ。これらの理由が何度となく頭の中を堂々巡りして抜け出せなくなり、考えるのが面倒になり、「どうせ無理」という気持ちになってしまう。

 私もこのループに巻き込まれ、「辞めるなんて、どうせ考えたって無理に決まっている」と何度も自分に言い聞かせて無理やり自分を納得させていた。

 他人を優先して自分の心や体を後回しにしてしまうことが、長い間続くと人はどんどん追い込まれて、やがて危険な状態になる。

 いくら何でも死ぬことまでは考えたことはないという人も多いと思うが、長期間ストレス状態が続くと過労死や過労自殺は、他人事ではなく誰にでも起こり得ることだと考えてほしい。

◆自分自身のことを最優先に考える

 このような状態の中で難しいことだが、自分の命と人生を最優先に考えてほしい。私もこのまま仕事を続けたら、うつ病や精神疾患になることは容易に想像できた。

 さすがに自殺までは考えなかったが、深夜まで仕事をして疲れ切った帰り路、電車を待つときに「今、飛び込んだら楽になるのになぁ」と思うことが何度となくあった。

 家族のことを考えれば不安は尽きなかったが、最後の最後は「自分自身を守るため」に会社を辞める決断ができた。もう逃げるほかなかったというのが正しい表現かもしれない。


配信元: 日刊SPA!

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