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12畳の壁紙張替えの費用相場を徹底解説!費用の抑え方や業者選びのポイントも

12畳の壁紙張替えの費用相場を徹底解説!費用の抑え方や業者選びのポイントも

3.12畳の壁紙(クロス)張替えの費用を抑える方法

12畳の壁紙張替えの費用を抑える方法は、おもに以下の5つです。

安価な壁紙を選ぶ

壁紙の種類を1つに絞る

剥がした壁紙を自分で処分する

家具移動を自分で行う

DIYで壁紙張替えを行う

3-1.安価な壁紙を選ぶ

壁紙のグレードをハイグレードクロス(1000番台クロス)ではなく「スタンダードクロス(量産クロス)」にすることで材料費を大幅にカットできます。スタンダードクロスは普及品とも呼ばれ、シンプルなデザインが中心ですが、耐久性や防カビなどの基本機能は十分備わっています。

12畳(約70㎡)の場合、ハイグレードクロスとスタンダードクロスでは材料費だけでも3万円程度の差が生まれます。リフォーム費用を抑えたいなら、まずはスタンダードクロスのカタログから好みのものを探してみましょう。業者にカタログを見せてもらう際は「費用を抑えたいので量産クロスのカタログを見せてほしい」と最初に伝えるとスムーズに打ち合わせを進められます。

3-2.壁紙の種類を1つに絞る

部屋のなかで複数の壁紙を使い分けず、1種類に統一することで材料のロスを減らし費用を抑えられます。複数の壁紙を使うと、それぞれの柄合わせや切り替えのために余分な長さが必要になり、廃棄する切れ端が増えてしまうからです。1種類であれば、半端な残りが出てもほかの壁面に回せるため、購入する壁紙の総量を最小限に抑えられます。

品番を変える手間がなくなるので職人の作業効率も上がり、施工費の割引交渉材料になることもあります。アクセントクロスなどにこだわりがなければ、部屋全体を同じ壁紙で統一して無駄な出費を削るのもひとつの選択肢です。

3-3.剥がした壁紙を自分で処分する

古い壁紙の廃棄処分を自分が行うことで「廃材処分費」を節約できる場合があります。廃材処分費の相場は12畳分で数千円〜数万円ですが、自分で家庭ごみとして出せば袋代だけで済みます。ただし、自治体によって処分のルールが異なるため、事前の確認が必須です。

業者によっては「産廃」として一括処理する契約になっている場合もあるため、必ずしも値引きできるとは限りません。見積もりを依頼する段階で、自分でゴミを処分したらその分安くなるかを相談してみてください。

3-4.家具移動を自分で行う

工事当日に家具や荷物を業者が移動させる場合、職人の手間賃として「家具移動費」が加算されるケースがあります。家具移動費は業者や家具の種類などによって異なるものの、相場は1万円〜3万円程度が目安となります。事前に自分で家具を隣の部屋に移動させ、部屋を空っぽの状態にしておけばこの費用は発生しません

何もない状態なら職人もスムーズに作業に入れるため、工期の短縮や仕上がりの向上にもつながります。節約のためには工事日の前日までに部屋を片付け、動かせない重い家具がある場合のみ業者に手伝いを頼むのがよいでしょう。

3-5.DIYで壁紙張替えを行う

業者に頼まず自分で材料を調達して施工すれば、費用の大半を占める「人件費(施工費)」をゼロにできます。12畳の空間の壁紙張替えをDIYする場合、道具代と材料費を合わせても3万円〜5万円程度で収まる可能性があります。しかし12畳は施工面積が広く、とくに天井の張替えは初心者には難易度が高いため、失敗のリスクも大きくなるでしょう。

仕上がりが汚くなって業者にやり直しを頼むと、結果的に費用が高くついてしまいます。まずはトイレや洗面所などの狭い空間で練習し、自信がついたら12畳の一面のみ挑戦するなど、DIYする場合は段階を踏むのがおすすめです。

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4.12畳の壁紙(クロス)張替えで注意すべきこと

12畳の壁紙張替えで注意すべき点は、以下のとおりです。

12畳の壁紙(クロス)張替えで注意すべきこと

12畳の部屋の場合家具が多いため、作業スペース確保のために隣の部屋へ大型家具を移動させる必要があります。荷物移動に時間がかかると工期が2日にまたがることもあるので、事前にどこまで自分で動かすべきか確認しておきましょう。

エアコンは取り外さずに、周囲を切り抜いて壁紙を張るのが一般的です。ただし、将来エアコンを買い替えた際に、古い壁紙が露出するリスクがあります。裏側まできれいに仕上げたいなら脱着を依頼するか、エアコンの買い替え時期に合わせて張り替えましょう。

薄手の壁紙は下地の凹凸が表面に響きやすいため、避けたほうが無難です。リフォームに推奨される厚手の壁紙なら、下地の粗も目立ちにくく失敗が少なくなります。カタログ選びの際はデザインだけでなく、厚みにも注目して選びましょう。

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