フードコーディネーター・長尾智子さんが選ぶ、本当に使いやすいキッチン周りの消耗品。

フードコーディネーター・長尾智子さんが選ぶ、本当に使いやすいキッチン周りの消耗品。

半端な食材を一時的に保存するのに使いやすい。

食材を一時保存するときにはこちらが登場します。特にSのサイズ感が半端に残ったものを短時間、しまっておくのに使いやすい。いいのは、まず中身が見えること。冷蔵庫に入れておいてもしまい込んで忘れることがない。あと、開口部が広いのでいろいろなものを入れやすい。ティーバッグも大きい袋に入れたままだと邪魔なので、ささっと移し替えてしまいます。

ジップロックフリーザーバッグ

冷凍から電子レンジ解凍までできるジッパーバッグの王道。小さいサイズは小分けにも便利で、残りものをちょっと保管しておくのにちょうどいい。S 20枚入り¥259*編集部調べ(旭化成ホームプロダクツお客様相談室 0120‒065‒402)

TO WIPE 拭く

曇らないのでグラスを拭くのはこれが活躍。時間のあるときに畳んで置いておくのが長尾さん流。

消費が激しいだけに、何度も使えるのが嬉しい。

一枚を何度も使いまわしします。最初はグラスを拭いて、最後はフライパンの油を拭き取ったり、シンクを拭いて捨てます。3、4回は使うんじゃないかな。エンボスになっているのでくっつかなくて拭きやすいんです。ロールになっていますが、都度カットするより、私は時間をみて四つ折りに畳んで置いておきます。そうするとさっと使えるのでおすすめです。

スコッティ ファイン 洗って使えるペーパータオル

布のような丈夫さと、紙の吸水性を併せ持つペーパータオル。使い捨てと思いがちなアイテムを繰り返し使えて経済的。〝拭く〞行為のすべてを請け負ってくれる。70カット1 ロール¥493*編集部調べ(日本製紙クレシア www.crecia.co.jp)

TO PUT AWAY 片付ける

耐久性があるうえ、コードが短くても長くても美しくまとめられるので重宝している。

調理家電のコードを気持ちよくまとめる。

小さい家電をけっこう持っていて、この〈クイジナート〉のグラインダーもすごく使い勝手がいいんです。なので登場することが多いのですが、片付けるときにコードが整っていないと嫌なんです。〈無印良品〉のバンドはコード類をまとめるのに機能的。くるくるっと巻いて輪っかに引っ掛けるだけ。シンプルで落ち着いた色なのも台所に馴染みます。

シリコーン マルチバンド

コードのほか、食材の袋留めにも使える、シリコーン製の結束バンド。湯煎作業から冷凍庫まで対応する。4色入っているので、留めるものに合わせて分別するのにも適している。12本入り¥290(無印良品 銀座 03‒3538‒1311)

TO CLEAN 掃除する

適度な硬さと重さで持ちやすい。使っているうちにだんだん削れて小さくなっていく。

ひとつあれば、鍋の焦げつきもさっぱり。

もともとはサビを落とす用なのだけど、私はお鍋の焦げつきを落とすのに使っていて、スペアも用意しています。削るので柔らかい素材の鍋には適していないのですが、焦げを放置せず、すぐに掃除すれば水で濡らして軽くこするだけで、すぐにきれいになります。消しゴムのような感覚ですね。本体を傷つけないように優しく削り落としてください。

サビトール(中目)

ドイツ生まれの安全で無害な弾性クリーナー。水につけてこするだけで、サビや焦げをすっきり落としてくれる。包丁やナイフ、ガスコンロまわりなどにも幅広く使える。日本製。¥600*編集部調べ(中京研磨 ckk@chukyokenma.jp)

TO THROW AWAY 捨てる

シンプルなデザインのものを選ぶと、キッチンがごちゃごちゃな印象にならない。

シンプルな水切り袋を探して行き着いた一品。

生ゴミを入れる水切り袋って野菜の絵などの柄がついていることが多いじゃないですか。何も描かれていない無地のものをさんざん探して、こちらになったという感じです。じゃがいもなどの皮剥きはもうこの上で直接、やってしまいます。野菜の皮やヘタなどいっぱいまで入れず、半分くらい溜まったら閉じて、防臭袋に入れてゴミ箱に捨てます。

紙製水切り袋

水に濡れても破れにくい、長い繊維だけを使った紙で作られている。しっかりと自立するので、シンクの隅に立てて置いておける。パッケージの外袋も水切り袋として使える。20枚入り¥299(無印良品 銀座 03‒3538‒1311)

長尾智子Tomoko Nagao

フードコーディネーター。雑誌や広告を中心に活動。〈小石原ポタリー〉など器の開発やエッセイの執筆など、幅広く手がける。著書に『料理の時間』(朝日新聞出版)など。

photo : Kenya Abe edit & text : Wakako Miyake

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かつて住まいの裏方であった台所は、いまや家づくりの軸となる、暮らしの中心にある存在になりつつあります。いい台所は、使い勝手のいい台所。使う人が自分自身の勝手にあわせて工夫をするのです。そして自分の勝手というのは、繰り返し料理をする中ではじめて見えてくるものですから、心地のよい台所の持ち主は、すなわち 料理好きであるといえるのではないでしょうか。今号の特集は「料理好きの台所」。手をかけ、使い込んだ台所からは、その人が楽しげに腕を振るう姿や、豊かな食卓や暮らしそのものが透けて見えるようです。すべてのものを取り出しやすくしている人、スッキリ何もない空間で料理に励む人、菜箸や布巾ひとつまでこだわって選ぶ人。工夫とアイデアに溢れ、すみずみにまで目の行き届いた、16組の料理好きのみなさんの台所を拝見します。

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