いつまでも輝く女性に ranune
“写真と違う”メニューを提供する居酒屋店主と大モメ。顛末を口コミに書いたら、「訴える」と激怒され…警察に相談した結果――大反響セレクション

“写真と違う”メニューを提供する居酒屋店主と大モメ。顛末を口コミに書いたら、「訴える」と激怒され…警察に相談した結果――大反響セレクション

◆口コミを見た店主から電話が…

せっかくのプチ旅行が台無しになってしまった。しかし、この飲食店とのトラブルは、ここで終わりではなかったそうだ。

「一緒にお店に行った友人が、この日の顛末をそのままGoogleマップの口コミに投稿したんです。すると、その投稿を見た店主が、私のスマホに電話してきました。当日、新規の客が我々だけだったので書き込みをした犯人だと推理し、電話してきたそうです。電話番号は、予約した時にバレていますから。店主は、書き込みのせいで損害を被ったので削除しろといい、このままにするなら損害賠償で訴えると激怒しているんです。でも、嘘は書いていないし、そもそも料理や接客態度に問題があるのではないかとこちらも応戦。それが気に入らなかったのか、そこから3日間にわたって毎日電話がかかってくるようになったんです」

あまりにしつこいので警察に相談することに。

「所轄の警察署に相談して、損害賠償などをちらつかせて脅迫されていると事情を説明したんです。担当の警察官も、喧嘩両成敗という形で、我々にはひとまず口コミは削除するようにいってきた。これ以上、騒ぎが大きくなると嫌なので、店側から謝罪があれば削除すると伝えたんです。そうしたら、警察官がお店に連絡したようで、店主からすぐに謝罪のメッセージが。まさか、警察から電話がくると思っていなかったようで、メッセージの文面も言い訳ばかりで、焦っている様子でした。友人も、お店に被害を与えたくて口コミを書き込んだわけではないので、その謝罪のメッセージを見て削除しました。それ以降、ぱったりと電話はなくなりましたが、正直に言えばいまでもムカつきは収まりません」

=====

この騒動があって以降、飲みに行く飲食店は前もってしっかり調べるようになったそうだ。旅の醍醐味は削がれるが、知らない土地で飲食店を探す際は、クチコミやレビューをきちんと見たうえで、行くようにしたほうが間違いないはずだ。

<TEXT/高橋マナブ>

【高橋マナブ】
1979年生まれ。雑誌編集者→IT企業でニュースサイトの立ち上げ→民放テレビ局で番組制作と様々なエンタメ業界を渡り歩く。その後、フリーとなりエンタメ関連の記事執筆、映像編集など行っている
配信元: 日刊SPA!

提供元

プロフィール画像

日刊SPA!

日刊SPA!は、扶桑社から発行する週刊誌「週刊SPA!」が運営するニュースサイトです。雑誌との連動はもちろん、Webオリジナルの記事を毎日配信中です。ビジネスマンが気になる情報を網羅!エンタメ・ライフ・仕事・恋愛・お金・カーライフ…。ビジネスタイム、プライベートタイムで話したくなる話題が充実!

あなたにおすすめ