住宅購入時に「リスク」を重ねない
アキラさんの失敗は、金利上昇トレンドが明確な時期に、リスクを分散させるどころか「重ねて」しまったことにあります。変動金利は、金利上昇リスクを家計が負う契約です。そこに、資産運用のリスク、さらに保険特有のすぐに現金化できないリスクまで重ねてしまいました。
これからの時代、変動金利型ローンの利用者は、猶予期間後の返済額のアップがどのくらいになるかを事前にシミュレーションし、家計への負担を理解しておく必要があります。そして、金利上昇に耐えうるだけの手元資金を残しておきましょう。
「金利の怖さと将来の生活全体を見据えて判断すべきだった」
アキラさん夫婦はいま、外食は控え、日常的な節約に努めつつ、レイコさんが扶養を外れて働く時間を増やし、繰上げ返済のための資金を作ろうと必死です。
