◆同棲相手から財布からお金を抜かれていた

松本麗鈴:ただでさえセクシー女優になったことで、地元の友だちとは縁が切れてしまいました。大学は卒業したけれど、部活もやめてしまったしサークル活動などもしていませんでしたので、友人もいません。「自分は孤独だな」と思うことが増えていきました。それでも、ホストの彼とは一緒に暮らすこともできて、「この人を逃したら自分にはなにもない」と感じていたんです。
――結婚するなどの方法もあったと思いますが。
松本麗鈴:私は結婚したかったですし、彼も「いずれ結婚する」みたいなことを言ってくれていました。けれども、女遊びが派手だったことと、財布からお金を盗むのがやめられず、一緒に生活をしていくのが厳しいのではないかと思ってきたんです。今思うと寂しい発想ですが、「どうしてこれだけお金を使ったのに思い通りにしてくれないの」という苛立ちも、彼に対してありました。
同棲していた2023年末、2人でいるときに部屋で喧嘩をしました。とはいえ、これまでも喧嘩はあって、何度か警察を呼ぶ事態にまで発展しています。このときは、私の財布からお金が抜かれていたので、確認のために彼の財布を開けようとしたら、いきなり拳が飛んできました。武道の有段者である彼の拳は重く、私は負傷しました。彼はこのとき、留置場に入っています。
◆眼帯の理由は、まさかの…
――失礼ですが、今日も眼帯をされていますよね。そのときの怪我とは無関係ですか。松本麗鈴:もちろん当時の怪我は治っていますが、同じ人からの暴行で負傷しました。彼が留置場から出てきたあと、2024年6月頃に一度は信じてみたものの、同棲を解消しています。しかしお互いに家族のような感覚に陥ってしまって、何かうまくいかないことがあると、彼から電話がかかってくるようになっていました。
私からの彼に対する感情は愛憎半ばで、もちろん家族のような情を持っているのですが、同時に「時間とお金を無駄にされた」という怨恨に近い感情も、正直に言えばなくはありませんでした。ほとんど会うことはなかったのですが、数日前(2025年12月)に久しぶりに会ったことで、また喧嘩になり、同じように殴られて負傷したというわけです。

