お庭に植物を植えてガーデニングを楽しみたいと考える方もいるでしょう。しかし、どんな植物を植えるか慎重に選ぶ必要があります。見た目はきれいでもお庭に植えるのに適さない花草木もあるためです。
この記事では、これだけは植えてはいけない花草木ランキング9選と管理がラクな庭木をご紹介します。
また、植えてはいけない花草木の特徴や、それらを避けるポイント、植えてはいけないグランドカバーとおすすめグランドカバー、縁起の良い庭木もご紹介しますので、ぜひ素敵なお庭づくりに役立ててください。
これだけは植えてはいけないとされる花草木の特徴5つ
庭に植えてはいけない花草木はありません。しかし、植物の特徴を知らずに植えると、あとで後悔することになるかもしれません。
ここでは、庭に植えてはいけないとされる花草木の特徴3つをご紹介します。
1.虫がつきやすい
2.強い繁殖力で周囲に影響を与える
3.毒がある
4.トゲがある
5.縁起が悪いとされている
それぞれについてくわしく見ていきましょう。
1.虫がつきやすい
虫がつきやすい花草木は避けた方が良いでしょう。虫が洗濯物についたり、植物が病気で枯れてしまったりする可能性があります。
- ・虫がつきやすい植物:サクラ、ヒメリンゴ、サザンカ、クチナシ、ツバキ、モミジ、バラ
- ・注意点:チャドクガやイラガなどの害虫は刺されたりかぶれたり健康被害もある。
- ・対策:定期的に剪定し風通しを良くし、必要に応じて消毒を行う。害虫はすぐ駆除する。
2.強い繁殖力で周囲に影響を与える
繁殖力が強い花草木は成長が早いため放置していると、葉や枝が広がり過ぎたり茂り過ぎたりします。病害虫が発生しやすくなるため、お手入れできない場合は注意が必要です。
繁殖力が強い植物には、種で増える、地下茎で増える、つるで成長するものがあります。それぞれくわしく見ていきましょう。
種で増える
種で増える植物には、以下のようなものがあります。
- ・種類:ナガミヒナゲシ、スミレ、ノースポール、カモミール、シオンなど
- ・注意点:花が咲いたあとの実に大量の種ができて、はじけ飛び、風にのって飛散する。
- ・対策:花を楽しんだら、実ができる前に摘み取る。
地下茎で増える
地下茎で増える植物には、以下のようなものがあります。
- ・種類:ドクダミ、ミント、ポリゴナム、ツルニチソウ、アジュガ、スズランなど
- ・注意点:表面上を駆除しても、地下で残って繁殖するため、ほかの植物にも影響する。
- ・対策:地中に板を埋めるなど地中で広がらない工夫が必要。プランターで管理したり、株分けしたりしても良い。グランドカバーとして利用することも可能。
つるで成長する
ツルで成長する植物には、以下のものがあります。
- ・種類:アイビー、ヘデラなどのキヅタ類、ノウゼンカヅラなど
- ・注意点:あらゆる方向にツルを伸ばして成長する。建物の外壁を這っていったり、フェンスに絡まって越境したりすることがある。
- ・対策:支柱やネットによる誘引や、適切な時期に早めの剪定を行う。
3.毒がある
毒がある植物には、以下のものがあります。
- ・種類:シャクナゲ、レンゲツツジ、スズラン、ランタナ、イヌマキなど
- ・注意点:スズランのように強い毒があるものもある。若葉をギョウジャニンニクと間違えて誤食したり実を食べたりする例もある。
- ・対策:ペットや小さな子どもがいるご家庭は注意する。
4.トゲがある
トゲがある植物には、以下のものがあります。
- ・種類:ヒイラギ、カラタチなど
- ・注意点:葉の鋭いトゲでケガをする可能性がある。
- ・対策:葉にトゲのない品種を選ぶ。剪定はプロの植木屋さんに任せる。
5.縁起が悪いとされている
昔からの言い伝えにより、縁起が悪いとされる花草木もあります。
縁起が悪いとされる植物とその意味は以下の通りです。
- アジサイ:梅雨時期に病気にかかったり、亡くなったりする人が多く、寺院や墓地に手向けられたり植えられたりしたことと、花びらが4枚(=死)であることに由来。
- ツバキ:咲き終わった花が落ちる様子が武士の打ち首に類似しているとされて敬遠された。。
- ビワ:昔から薬用の葉として用いられてきた一方で、庭木にすると「病が続く」として避けられた。
- ザクロ:熟れて割れた果実は傷口や血をイメージさせ、「身が割れる」という意味合いから縁起が悪いとされた。また、鬼が宿るとされる「「鬼子母神(きしもじん)」の伝説もある。一方で、子孫繁栄や豊穣のシンボルともいわれている。
- サルスベリ:猿ですら滑り落ちるとされることから、「家運下がる」「家が衰退する」といわれている。
これだけは植えてはいけない花草木を避ける3つのポイント
庭に植えてはいけない花草木を避けるポイントは以下の3つです。
1.常緑樹と落葉樹について知る
2.庭木の成長スピードもチェックする
3.育て方やメンテナンスも考慮する
それぞれひとつずつくわしく確認していきましょう。
1.常緑樹と落葉樹について知る
庭木は大きく2つに分類され、一年中葉をつける常緑樹と冬に葉を落とす落葉樹があります。庭木を植える際はどちらなのかをチェックしましょう。
それぞれのメリット・デメリット・用途は以下の通りです。
どちらもメリットとデメリットがあるため、用途やお手入れのタイミングなどを含めて選ぶと良いでしょう。
2.庭木の成長スピードもチェックする
樹木は成長する高さにより、2つに分類されます。
- ・低木:3メートル以内の樹木
- ・高木:3メートル以上の樹木
初心者の方には、ゆっくり成長する低木がおすすめです。剪定の頻度が少なく、放っておいても実害はありません。
一方の高木は成長スピードが早いため、剪定が必要になります。家のシンボルツリーとしたい場合は、高木がおすすめです。
3.育て方やメンテナンスも考慮する
庭木は害虫や病気の被害に遭うリスクが高くなります。初心者の方の場合、不調になったときの症状を見て、原因を判断したり、対策を考えたりするのは難しいかもしれません。
購入後プロに育て方を無料で相談できるサービスもあります。植物の育て方などに不安がある方は、植物関連のホームページなどの情報をチェックしてみてください。
