◆低価格部門「ナイキ レボリューション8・イージーオン」7700円
ナイキ「レボリューション8 イージーオン」。7700円。写真は販売サイトのABCマートより手を使わず一瞬で脱ぎ履きができるハンズフリーシューズです。スニーカーから革靴メーカー、はてはブーツまで今は様々なハンズフリーシューズが販売されていますが、歩き心地と価格でひとつ頭抜けたのがナイキ。定価で7700円ですが、大型スポーツ店でも販売されていて実勢価格は5000円前後。忙しい日常用から、両手のふさがる子育て世代、脱ぎ履きがとにかく多い教員のかたにまで愛される、まさに実用最強シューズ。ソールユニットはガチンコのランニングシューズをそのまま応用しているので、ランニングまでこなせるモンスターモデルです。
◆革靴部門「アシックス テクシーリュクス・ゴアテックス」1万7820円
アシックス「テクシーリュクス・ゴアテックス」。1万7820円。写真は公式HPよりこの革靴がアシックス製とは誰も見抜けないと思います。しかも天然革で完全防水のゴアテックスで1万円台とあっては、他の革靴メーカーは完全に心が折れてしまうでしょう。テクシーリュクスのほとんど製品が幅広の「3E」が主力でしたが、このモデルはやや幅せまの「E」。とはいえ、指の両端が当たる踏みつけ部分は足なりのカーブで、小指が当たって痛くなるリスクも少ない。さらに表面が型押しの牛革でキズも目立ちづらく、ヒールが減っても町中の修理屋で3000円程度で修理が可能。私のようなプロから見ても本当におそろしいモデルです。いまや百貨店の紳士靴売り場のメインは、テクシーリュクスが担っています。幅もスニーカーメーカーも真っ青のE~4Eまで網羅するようになり、来年以降さらに勢いを増すと予想しています。