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【実例あり】児童指導員の履歴書の書き方・志望動機・面接対策をまとめました

【実例あり】児童指導員の履歴書の書き方・志望動機・面接対策をまとめました

児童指導員まとめ

1.児童指導員(神奈川県・28歳 他2名)の履歴書【実例】

児童指導員が就職・転職活動をおこなうとき作成することになる「履歴書」。この履歴書の作成で「書き方がわからない」と悩んだり、「志望動機に入れるべき内容を知りたい」と考える人は多いのではないでしょうか?

また、児童指導員が接する子どもたちやその保護者はさまざまな事情を抱えている家庭が多いため、コミュニケーション能力や人柄がとくに重視されます。書類上だけではわからないあなたの良さを十分にアピールするためには、面接でどのようなことに気をつけ、準備すればいいでしょうか?

ジョブメドレーでは、このような求職者の悩み・要望に応えるために、まず「求職者がどんな履歴書・志望動機を書き、どんな面接対策をしたか」を知ってもらうことが大切だと考えました。

以下の記事では、児童指導員として就職・転職経験のある方に直接取材を実施。実際に使用した履歴書を見せてもらいながら、履歴書・志望動機の作成で気をつけたことや面接対策として準備したことについて、くわしくお話を伺いました。

実体験のほかに、ジョブメドレーのキャリアサポートからの履歴書・面接対策に対してのアドバイスも掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。

第2章以降では、「履歴書の書き方」や「面接対策」の基本について、現在の就職・転職事情をふまえた上で、押さえておきたいポイントをご紹介します。こちらも合わせて参考にしてみてください。

2.児童指導員の履歴書の書き方(基本)

2-1.履歴書の種類・形式・サイズは?

履歴書にはさまざまな種類があります。応募先や学校からの指定がない限り、どの履歴書を使っても問題ありません。しかし新卒者と中途採用者では履歴書でアピールすべき内容も異なりますので、自分にあったフォーマットを選ぶと良いでしょう。

履歴書の種類

<ベーシック(厚生労働省推奨)>

2021年4月より厚生労働省が公正な採用選考をおこなうことを目的に作成されたフォーマット。「性別」が任意記入、「通勤時間」「扶養家族・配偶者」などの欄がないことが特徴。「学歴・職歴」欄が広く設けられているため、転職回数の多い人にもおすすめ。

<新卒者・職歴の少ない人向け>

「学歴・職歴」欄が狭く、その代わりに「趣味・特技」「スポーツ・クラブ・文化活動」「自己PR・長所」などの欄があるものがおすすめ。新卒者の場合は、学校指定の履歴書を使っても良い。

<中途採用者・転職回数の多い人向け>

「学歴・職歴」欄が広く設けられているものがおすすめ。「退職理由」を記入する欄が設けられているタイプもある。

<パート・アルバイト向け>

「希望勤務日・時間帯」欄が設けられているものが便利。「志望動機」欄をはじめ全体的に記入欄が狭く、書く文量が少ないのが特徴。

履歴書様式例(厚生労働省推奨)参考:厚生労働省推奨の履歴書(様式例)

なお、履歴書の入手方法としては、コンビニやスーパー、文房具店などで市販のものを購入するか、インターネット上の求人サイトなどで無料配布しているものをダウンロードして利用する方法があります。

アドバイス|履歴書のサイズはA4かB5の2種類

市販のものやインターネットでダウンロードできる履歴書には、A4サイズ(ヨコ210ミリ×タテ297ミリ)と、ひと回り小さいB5サイズ(ヨコ182ミリ×タテ257ミリ)の2種類があります。サイズの指定がない場合、どちらを選んでも問題ありません。

A4サイズはB5サイズに比べて、各項目(学歴・職歴、志望動機・自己PRなど)の記入スペースが広いため、内容を充実させたい人はA4サイズを選びましょう。

2-2.手書きorパソコンどっちがいい?

履歴書の形式・提出方法が指定されている場合は、それに従いましょう。では、指定がない場合や「手書き・パソコンどちらでも構わない」と言われた場合は、どちらのほうが良いのでしょうか?

■時間を有効に使いたいなら、パソコン・スマホでの作成が便利

最近ではパソコンやスマートフォンで履歴書が簡単に作成できるツールも増えています。データを保存・編集できるツールを使えば、手書きの履歴書のように書き損じによる書き直しの手間もなく、複数エントリーする場合でも使い回しができて便利です。

ジョブメドレーには、プロフィールを入力するだけで簡単にが備わっています。積極的に活用してみましょう。

▼履歴書の書き方の基本についてはこちらの記事もご覧ください。
履歴書の書き方!いまさら聞けないキホンって?

■「手書き」が有利に働くケースも


しかしながら児童指導員は業務上、手書きが求められる場面も少なくないため、「綺麗な字が書けること」が評価につながるケースもあるようです。

実際にジョブメドレーのインタビューに答えてくれた児童指導員の女性は、以下のような理由から手書きの履歴書を作成したそうです。

児童指導員(28歳)の例


“ーこの履歴書は手書きですけど、パソコンでの作成は考えませんでしたか?

児童指導員は掲示物などを手作りしますし、どんな字を書くのか見れたほうが採用側にとっても良いと大学から言われていたので、手書きにしました。”

【児童指導員インタビュー】28歳女性の履歴書・志望動機・面接対策より抜粋


面接官によっても、手書きの履歴書のほうが「志望度が高い」「熱意が伝わる」「人柄がわかる」と感じる人もいますし、パソコンの履歴書のほうが「読みやすい」「デジタルツールに強い」と感じる人もいます。

以上をふまえて、提出方法や応募先に応じて、手書きかパソコンの使い分けを考えてみてもよいでしょう。

アドバイス|手書きの場合、修正テープ・修正液は使ってもいい?

応募書類を書き損じた場合、修正テープや修正液は使わずに書き直すことをおすすめします。

例えば、ぜひ採用したい経験や能力を持つ人からの応募であれば、修正テープなどを使ったからといって即不採用になるとは考えにくいです。しかし同じような条件の応募者が複数いて、不備のない綺麗な履歴書と、修正テープが使われた履歴書があった場合、心証が良いのは修正テープを使っていないほうの履歴書ではないでしょうか。

書き損じを減らすための工夫としては、鉛筆で下書きをしてからボールペンで清書する、事前に記入する内容をメモ帳などにまとめておくといった方法があります。コピーした履歴書で練習してみるのも良いでしょう。

2-3.誤字脱字のチェックを忘れずに


手書き・パソコン、どちらの履歴書でも大事なポイントは書き終えたあとには「誤字脱字」のチェックをしておくと安心です。一度声に出して読んでみることで、本人が見逃しがちな「ちょっとしたミス」を事前に防ぐことができます。

提出期間に余裕がある方は、家族や職場の同僚、学校の先生、友人などの第三者に履歴書を読んでもらい、気になる点を指摘してもらうことも有効です。

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