急に発熱したらどうする?医療機関のかかり方のキホン
急な発熱があった際、今は「電話で相談・予約をしてからの受診」が原則です。いざというときに慌てないために、症状が出てから受診するまでの基本の流れを確認しましょう!

発熱してから医療機関を受診するまでの流れ
かかりつけ医がいる場合
まず電話でかかりつけ医に相談。そこが診療・検査ができる医療機関であれば、予約を取り診察を受ける
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【かかりつけ医で診療・検査が受けられない場合】
診療・検査に対応している医療機関を紹介してもらう
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診療・検査が受けられる医療機関に事前予約を入れ、受診する
かかりつけ医がいない(もしくは診療時間外の)場合
自治体の発熱相談センター等の窓口に問い合わせて、診療・検査が受けられる医療機関を紹介してもらう(相談窓口や対応の医療機関は、通常自治体のHPに掲載)
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診療・検査が受けられる医療機関に事前予約を入れ、受診する
特に新型コロナ対策にはここがポイント!

【パルスオキシメーターで重症化のリスクを早期発見】
パルスオキシメーターがあると、新型コロナの自宅療養時も安心です。酸素飽和度が95%以上ならひとまずOK。90%以下は救急車を呼ぶなど、対応の判断基準になります。
【抗原検査キットの利用で診察の流れがスムーズに】
65歳未満で持病がない方は、受診前に抗原検査キット(一般用か医療用)の利用がおすすめ。陰性なら発熱外来以外の医療機関で診察が受けられる場合も(事前の予約は必須)
次回から、どの感染症にも共通する基本の対策について詳しく解説していきます。
取材・文=新井理紗(編集部) イラストレーション=高橋マサエ
※この記事は、雑誌「ハルメク」2023年1月号を再編集しています。

