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【50代の冷え対策】「カイロを貼る場所」は悩みに合わせて選ぶ! 効果的な使い方も紹介

【50代の冷え対策】「カイロを貼る場所」は悩みに合わせて選ぶ! 効果的な使い方も紹介

寒さが厳しい時期、冷えに悩む女性にとってカイロは強い味方です。実は、カイロは貼る場所によって期待できる効果が異なります。冷えや風邪予防など、悩みや目的に合わせて貼る場所を選びましょう。

カイロを貼るおすすめの場所

カイロを貼るおすすめの場所は、太い血管や大きな筋肉があるところ、冷え対策によいとされているツボがあるところなどです。具体的に見てみましょう。

首の後ろ

まずは首の後ろ側です。首には太い血管が通っているため全身を効率よくあたためられるほか、首こり・肩こりが気になるときにもおすすめです。

また、首の後ろの付け根には「大椎(だいつい)」というツボがあり、ここをあたためると風邪の予防や、風邪をひいたときの悪寒をやわらげる効果があるといわれています。

背中

肩から背中にかけては大きな筋肉があるため、この部分にカイロを貼ると血行が促進されて全身があたたまるほか、筋肉の緊張がほぐれることで肩こりの緩和も期待できます。

また、肩甲骨の間には「風門(ふうもん)」というツボがあり、ここをあたためると風邪の予防にもよいといわれています。

お腹

冷えによる腹痛や下痢など胃腸の不調があるときや、生理痛がつらいときは、おへそから指4本くらい下にある「関元 (かんげん)」というツボをあたためるのがおすすめです。

「関元」は「丹田(たんでん)」という別名がよく知られており、全身の気が集まる重要なツボとされています。気は東洋医学で生命エネルギーのことを指します。関元をさわってみて冷たいときや、体が冷えて元気が出ないときにもあたためるとよいでしょう。

下半身が冷えるときや、冷えによる腰の不快感をやわらげたいときは、おへその真裏にある「命門(めいもん)」というツボをあたためましょう。生命の門を意味する重要なツボであり、元気や気力を取り戻したいときにもおすすめです。

50代になると腰の不調を感じる女性が増えてきます。腰まわりの冷えを感じるときはカイロなどでケアしましょう。

足先が冷えてつらいときは、血管が集中する足首や足の裏をあたためると血行がよくなり、冷えを緩和できます。

また、内くるぶしから指4本くらい上にある「三陰交(さんいんこう)」というツボをあたためるのもおすすめ。下半身や末端の冷えのほか、生理痛など女性特有の症状の改善にもよいといわれています。

カイロを安全に使うための注意点

手軽に使えて便利なカイロですが、使い方を間違えると低温やけどや体調不良の原因になることも。低温やけどとは比較的低い温度によって生じるやけどのことで、自覚症状を伴わないこともあります。カイロを安全に使うための注意点をご紹介します。

低温やけどを防ぐ方法

カイロによる低温やけどを防ぐポイントは次の通りです。
● 肌に直接貼らない
● うすい肌着の上や、ベルトなどで押さえられる状態で使用しない
● 連続して同じ箇所に貼らない
● 寝るときは使用しない
● 熱すぎると感じたらすぐに使用をやめる
● こたつなどほかの暖房器具と併用しない

貼ってはいけない場所

カイロは頭部や心臓の近く、わきの下には貼らないようにしましょう。これらの部位はあたため過ぎると体に負担がかかり、頭痛などの体調不良を招くおそれがあります。

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