編集後記
障害のある人でも、その向き合い方や考え方が人ぞれぞれ異なるのだと、取材を通して改めて気づきました。
ただ、共通して言えるのは、スポーツを継続する上で、自分自身と向き合い、「自分らしく」輝けるよう不屈の努力を重ねていること。その生きざまそのものが、私たちに希望と感動を与えてくれます。
この記事が、これから何かにチャレンジしてみようと思っているご本人・ご家族の背中を押すきっかけになれば幸いです。
撮影:永西永実
横山温大(よこやま・はると)
2007年7月17日生まれ、岐阜県出身。県立岐阜商業高等学校に在学中。ポジションは外野手、右投左打。生まれつき左手の指がないという障害を乗り越え、優れた打撃センスと守備力で活躍し、2025年夏の甲子園にも出場。16年ぶりにベスト4入り果たすという、チームの活躍に貢献した。卒業後は大学へ進学し、野球を継続する予定。