【実例あり】美容師の履歴書の書き方・志望動機・面接対策をまとめました

【実例あり】美容師の履歴書の書き方・志望動機・面接対策をまとめました

5.(例文)美容師のパターン別・志望動機

志望動機といっても、求職者のステータスや応募先によって、伝えるべき内容は異なります。志望動機にどのようなことを書けばいいか、以下の「パターン別・志望動機」を参考にしてみてください。

5-1.新卒・未経験者の志望動機サンプル


“以前からこちらの美容室には客として利用させていただいており、スタッフみなさんの技術力の高さと接客の丁寧さにいつも感動していました。初めて訪れたときから「このお店で働きたい!」という想いが強くあり、この度志望させていただきました。美容学校に通いながら美容室でもアルバイトをしていたため、接客やアシスタント業務には自信があります。足りない技術や知識は積極的に学び、一日でも早く一人前の美容師として活躍できるよう精進していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。”

新卒・未経験者の場合は、その人自身の人間性や考え方が重視されます。「人柄がわかるエピソード」「なぜ美容師になりたいのか」というポイントを伝えましょう。

新卒や未経験で、技術や知識が伴わなくても「積極的に勉強していく意欲がある」ことをアピールしましょう。

5-2.経験者の志望動機サンプル


“地方の美容室でスタイリストとして3年の経験があり、特にメンズカットが得意です。また前職はヘッドスパをはじめとするリラクゼーションにも力を入れている美容室だったため、カット・カラー・パーマはもちろんリラクゼーションメニューでもレベルの高いサービスを提供できると自負しています。原宿エリアの中でも特に技術力・知名度共に高い貴社で、一から自分の力を試してみたいと考え志望いたしました。”

美容師としての実務経験がある方が転職する場合は「活かせるスキルや以前の役職」「現在の職場やほかの美容室ではできないこと」を志望動機としてアピールしましょう。

5-3.異業種から美容師に転職するときの志望動機サンプル


“美容学校卒業後、美容師としての技術に自信がなくアイリストとして2年間勤務していましたが、美容師への道を諦めきれず転職を決意しました。
集客力には自信があり、店舗のインスタ運用を始め1年でフォロワー500人を達成しました。前職で身につけた集客力や接客技術を活かして、貴社でも精一杯頑張りたいと考えています。何卒よろしくお願いいたします。”

異業種から美容師に転職する場合「なぜ今から美容師として働きたいのか」という具体的な理由に加えて、「これまでの経験から活かせるスキル」を書くことが大切です。

6.美容師の面接対策

美容師として就職・転職する際の最終審査となる採用面接。面接の場ではあなたの行動や話し方、立ち居振る舞いなどから、履歴書ではわからない「人柄や考え方」も見られます。ここでは、面接時の服装や身だしなみ、面接前日の準備、面接当日の流れと注意点、よくある質問と受け答えをご紹介します。

6-1.面接時の服装・メイク・身だしなみ


美容師は美容系職種なので、一般企業のようにスーツで行くべきか迷う人も多いのではないでしょうか。

ジョブメドレーがインタビューした美容師の女性によると、面接でスーツを着るケースはほとんどなく、お店の雰囲気に合った私服・メイク・髪型で臨むのが良いとのことでした。

美容師(24歳)の例


“ー美容師さんは履歴書や面接でスーツを着ないんですか?

まず着ないと思います。スーツを着るよりも、お店の雰囲気に合った服装やメイクを意識したほうがいいかなと思います。

私もそんなに美容師歴が長いわけじゃないので、もしかしたらスーツ指定されるお店もあるかもしれませんが。

ー髪色はどうでしょう?

髪色や髪型もお店の雰囲気に合わせてって感じですね。ただ、一般的には髪色の明るさよりも綺麗さが重要って聞きます。プリンじゃないとか退色した髪色ではないとか。

でも新卒の場合は学校によって指導がまちまちなんじゃないかな。私が通っていたところは「派手すぎるのはやめとけ」くらいな指導でした。”



6-2.面接前日の準備


■当日の持ち物・身だしなみをチェック!

当日に慌てることのないように、面接前日までに以下を準備しておきましょう。

point

<持ち物>

・履歴書や職務経歴書などの書類は、クリアファイルに挟んで封筒に入れる。郵送・メールなどで提出している場合でも、念のため書類のコピーを用意する

・持ち物の指定がない場合でも、筆記用具やノートなどは最低限持っていくようにする

<身だしなみ>

・当日着る服が綺麗な状態か確認する

・靴に汚れが付いていないか確認。時間に余裕があれば磨いておく

・ネイルをしている場合は落として、自爪を短く切り揃えておくほうが良い

・むくみやクマなどの原因になるので、前日のアルコール摂取は控える


■面接会場までの行き方・天候を確認しよう

電車やバスなどの公共交通機関を使う人は、自宅から面接会場までの交通手段を確認しておきましょう。

初めて行く場所で不安な場合は、どのくらいの時間がかかるか事前に下見をしたり、面接場所付近に早めに着けるように出発時間を決めたりしておくと安心です。

早く着きすぎた場合は、カフェなどで受け答え内容の最終チェックや身だしなみのチェック、お手洗いなどを済ませ、時間を調整してから訪問しましょう。

また、大雨や雪などの悪天候下では、高い確率で交通機関の運行が乱れます。当日の天気を確認して、出発時間を早める必要があるかどうかの検討も忘れずに。

■面接のシミュレーションをしておくと安心

持ち物や行き方の確認に加えて、当日役に立つのが「面接のシミュレーション」です。「志望動機」「美容師として働く上で大切にしていること」など、予想される質問に対する回答を用意しておきましょう。

また、回答が頭の中で整理できていても、いざ面接官を前にすると頭が真っ白になってしまってパニック……なんてこともよくあります。

そんなときのために、予想される質問と回答をメモ帳やノートに書き出したり、書き出した内容を声に出して読んでみたりしておくと、落ち着いて面接に臨むことができるでしょう。

6-3.面接当日の注意点


■当日の遅刻は悪印象。遅れる場合は速やかに連絡を

「当日の遅刻」に対する面接官の心象は良くありません。余裕を持って到着できるように出発しましょう。

万が一、やむを得ない事情で遅れてしまう場合は、速やかに担当者にお詫びの電話をして「現在の状況」「到着見込み時間」を伝えましょう。

■訪問するのは5分前を目安に

面接場所に到着したら、受付やスタッフの方に声をかけ、面接で訪れた旨を伝えます。面接時間ギリギリに駆け込むのはもちろんNGですが、早すぎる訪問も避けたいところ。

多忙な美容室では、面接担当者も直前まで業務や施術にあたっていることがほとんどです。待たせたり急かしたりすることがないよう、開始時刻の5分前を目安に訪問すると良いでしょう。

■スマートフォンはマナーモードに

面接中はスマートフォンの電源を切っておくかマナーモードにして、着信音や通知音が鳴らないようにしましょう。バイブレーションの音が鳴ってしまうことも、あまり良い印象を与えません。

6-4.面接時のマナー


■話し方や仕草、表情にも気をつけよう

美容師は接客業のため、話し方や姿勢などの見た目の印象は非常に大切。面接中は相手の顔をしっかりと見て、元気よく話しましょう。姿勢が悪かったり、目線が合わなかったりすると、仕事中もそのような接客をするのではないかと思われます。

普段は気にしていなくても、他人から見ると気になる点が1つや2つは出てしまうもの。面接に慣れていない人は、模擬面接の練習などで第三者にフィードバックをもらうことも有効な対策です。

■入退室時のチェックポイント

面接会場への入室時には軽くノックをして、応答が聞こえたら「失礼します」と断ってから入りましょう。部屋に入室したら、軽くお辞儀をして「◯◯◯◯(氏名)です。本日はよろしくお願いいたします」と元気よく挨拶をしましょう。着席は面接官に「おかけください」と勧められてから。先に自分から座ってしまうのはNGです。

面接が終わったら「本日はありがとうございました」とお礼をしてから席を立ち、ドアの前で「失礼します」とお辞儀をしてから静かに退室しましょう。

6-5.よく聞かれる質問例と回答例


面接対策として、よく聞かれる質問と回答例をご紹介します。これらの例文をもとに「自分ならどう答えるか」を考えてみましょう。

質問例「志望理由を教えてください」

美容師の面接に限らず、どの職種でも必ず聞かれるのが「志望動機」です。事前にホームページで調べたり、実際に店舗を訪れたりして、応募先の美容室のどこが良くて志望するのか明確に伝えられると良いでしょう。

回答例

“私が貴社を志望した理由は、「髪の美しさは健康から」という経営理念に共感したためです。私自身もヘアケアだけでなくインナーケアにも気を使っており、その効果が髪質にも現れることを実感しました。
また以前、客として利用させていただいた際にスタイリストさんの確かな技術ときめ細やかなサービスに非常に感動しました。私もこちらの美容室の一員となり、お客様に同様の感動を与えたいと強く感じました。”
質問例「美容師を目指したきっかけは?」

美容師を目指したきっかけを聞くことにより、「求職者の人となり」が伝わります。できるだけ具体的な体験を伝えることが大切です。
回答例

“私が美容師を目指したきっかけは、母の影響がとても大きいです。母は小さな美容室を営んでおり、幼少期からその背中を見ていました。訪れるお客様を次々と綺麗に、そして笑顔に変えていく姿がすごく印象的で、いつの日か私もこんな美容師になりたいと考えるようになりました。”
質問例「長所・短所は何ですか?」

この質問では「自分を客観的に見られるか」「短所をどのようにカバーしようとしているか」といったポイントが見られます。ただの自慢話に終わったり、欠点を述べるだけになったりしないように気をつけましょう。

回答例

“私の長所は「ひとつのことを継続・努力し続けられること」です。6歳から高校生までバレエを続けていたので、コツコツと努力することが苦になりません。
短所は「頑固なところ」です。こだわりが強い性格のため、自分が納得するのに時間がかかってしまったり、理由を求めてしまうところがあります。複数人で働く以上は他人と意見がすれ違うこともありますが、そういったときにはお互いの主張を理解するために、たくさん話すことを大切にしています。”
質問例「転職/退職理由は何ですか?」

中途採用の人が必ずと言っていいほど聞かれる質問です。「職場の人間関係が悪かった」「残業が多く、給料が少なかった」などの愚痴になってしまうと「大変なことがあったら辞めてしまうのでは」という印象を与えるため、前向きな理由を伝えましょう。

回答例

“前職のお客様は10代後半から20代後半の方がほとんどでしたが、子どもからお年寄りまで幅広い年齢層のお客様にサービスを提供したいと考え転職を決意しました。”
質問例「何か質問はありますか?」

いわゆる「逆質問」に対して「特にありません」と回答するのは避けたほうが良いでしょう。途中までの受け答えがうまくいっていたとしても「第一志望ではないのかもしれない」「働きたい職場なのに何ひとつ質問は浮かばないのだろうか」と思われてしまう場合もあります。そのため、逆質問を通してその応募先に対する意欲自己PRをすることが大切です。

回答例

“勉強会や練習会はどれくらいの頻度で実施していますか?”

“あらかじめ勉強しておくべきことはありますか?”

“集客に興味があります。御社のInstagram投稿はどなたが担当しているのですか?”

これらの質問・回答例は、あくまで代表的なものにすぎません。美容師の面接では他にも「他の美容室も受けていますか?」「前の職場で学んだことは?」「どんなスタイルが好きですか?」など、いろいろなことを聞かれるため、当日慌てることがないように準備しておきましょう。

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