福を呼び込む「縁起のよい観葉植物」カンノンチクをモダンに楽しむ! 失敗しない栽培の極意

福を呼び込む「縁起のよい観葉植物」カンノンチクをモダンに楽しむ! 失敗しない栽培の極意

カンノンチク

カンノンチク(観音竹)は、福を呼び込む縁起のよい植物。耐陰性や耐寒性に強く、室内で育てるのに最適な観葉植物です。日本には江戸時代に導入され、古典園芸植物として栽培されてきた歴史がありますが、そのたたずまいはエスニック風や洋風など、現代のインテリアに合わせても新鮮でモダンな印象を与えます。この記事では、室内で美しく、失敗なく育てるための具体的な栽培環境や日常の手入れの極意を栽培のプロが解説します。

カンノンチクの基本情報

カンノンチク
Eny Strawberry/Shutterstock.com

植物名:カンノンチク
学名:Rhapis excelsa
和名:観音竹
英名:レディパーム、バンブーパーム
科名:ヤシ科
属名:カンノンチク属(ラピス属)
原産地:中国南東部
形態:低木

幹や葉が竹類に似ているため竹がつく和名で呼ばれますが、ヤシの仲間の低木です。カンノンチクの日本への導入は江戸時代といわれ、古典園芸植物として栽培されてきました。耐寒性と耐陰性がともに強いので、現在でも室内に最適な和風の観葉植物として親しまれています。また、福を呼び込む縁起のよい植物とされ、祝い事などに鉢植えが贈り物にも利用されています。海外ではヨーロッパをはじめ、アメリカでもインドアプランツとして人気があり、ショッピングモールなどでよく見られます。

主に中型~大型の鉢植えが流通し、品種も豊富で、古典園芸植物でもあることから高値で取引される品種もあります。よく似た仲間にシュロチクがありますが、葉がより細く先端も尖る点で違いがあります。

日本には、昭和22年から続くカンノンチクとシュロチクの愛好家の団体、「日本観棕会」があり、団体では、カンノンチクとシュロチクを合わせて「カンソウチク(観棕竹)」と呼んでいます。日本観棕会は、展示会の開催や新品種の作出、品種保存などを行って観棕竹の普及に尽力しています。

日差しを浴びながら、風にそよぐカンノンチク。ArtBackground/Shutterstock.com

カンノンチクの特徴・性質

カンノンチク
Sakonboon Sansri/Shutterstock.com

園芸分類:観葉植物
樹高:1~3m
耐寒性:やや弱い
耐暑性:強い

山地の木々に覆われた谷沿いなどに自生し、強い直射日光を避けた湿り気のある場所を好みます。雌雄異株で、地下茎から子株が出て株立ちします。葉は6~10裂して掌状になり、常緑で艶があります。

熱帯地域で地植えすると3~4mほどの高さになりますが、鉢植えにすると成長が遅く大きくはならないので、室内で楽しむ観葉植物に適しています。

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