カンノンチクの仲間
カンノンチクの仲間は、中国南部からインドシナに11種類が知られています。また、カンノンチクは園芸品種が多く、葉に斑が入らない「緑葉系」と、葉に斑が入る「斑入り系」に分けられます。
カンノンチク ‘綾錦’
Rhapis exelsa ‘Aya-nishiki’

昭和に最もよく流通した斑入りの品種 ‘瑞晃錦(ずいこうにしき)’の芽変わりから作出されました。葉に黄白色の縦斑が安定して入り、性質も丈夫です。
シュロチク(棕櫚竹)
Rhapis humilis

カンノンチクと似ていますが葉が細く、スレンダーレディパーム(Slender lady palm)の英名があります。中国南部原産で、カンノンチクと同様に亜熱帯地域の気候が適します。育て方はカンノンチクに準じます。ただし寒さにはカンノンチクより強く、マイナス3℃ほどの低温に耐えます。
品種はカンノンチクほど多くないですが、斑入りの品種などもあります。
カンノンチクの栽培12カ月カレンダー
植え替え:5~7月
肥料:5~10月
入手時期:4~11月
