岡本あつみさんの場合
家族5人ぶんを1か所に
赤い空間で1日の始まりを景気づけ
壁にイケアの棚とハンガーポールを取り付けてウォークインクローゼットにした小部屋は家族5人で共用。
「割り当てスペースは、娘の成長とともに変化してきましたが、今はいちばん奥が私のスペース。手前が夫、反対側に娘たちの服がかかっています」。
このクローゼットの最大のポイントは真っ赤な壁紙とモノトーンのランプシェード。リノベーションのとき、好きなテイストがたくさんあったため、部屋ごとに色とテーマを変えたとのだとか。
「朝の身支度をする部屋なので、ビビットな赤で元気づけ、ワクワクした気持ちで服を選べるようにしました」
引き出しの中は立てて収納して一目瞭然に
引き出しの中はインナーをたたんで収納。
ハンカチなどはイケアのプラダンケースを並べて仕切りに。「立ててしまうと中が乱れず、取り出しやすいんです」
歴史を感じさせる遺品のジュエリーボックス
ゴブラン織りのジュエリーボックスは1973年に資生堂花椿会の記念品として配布された非売品。
「亡くなった母の愛用品で可愛いので私が受け継いで使っています」
棚やボックスだけでなくハンガーもイケアで統一
棚上に並んだ季節外の服を入れたボックスもハンガーもすべてイケア。
「ハンガーが揃っているだけで、見栄えも格段に良くなり、おしゃれへの意欲が湧いてきます」
着ていたアウターは仮置き場に吊るして湿気をオフ
窓際に設置したポールは、帰宅して脱いだアウターやアイロンがけするシャツの仮置き場に。
photograph: Misato Iwasaki(p30), Yusuke Shirai(p31)
大人のおしゃれ手帖2025年12月号より抜粋
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