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10年後に差がつく!50代が今やるべき正しいスキンケア【肌質チェック付】

10年後に差がつく!50代が今やるべき正しいスキンケア【肌質チェック付】

肌質によって必要な保湿アイテムも異なります

肌質は水分量と皮脂量のバランスにより4タイプに分類できます。

下図の通り、必要な保湿ケアは肌質によって異なり、水分が少ない混合肌と乾燥肌は化粧水を、皮脂量の少ない乾燥肌と普通肌は乳液やクリームで油分を補うことが必須です。

「重要なのは、保湿は過不足なく行うこと。肌質にそぐわないケアは、肌のバリア機能を低下させ、さまざまなトラブルを招く他、肌老化の速度を速める原因にもなります」(赤須さん)

また、代謝の速度が遅くなる50代以降は、肌に負担をかけない正しい洗顔で古い角質をしっかり落とし、血行をよくする習慣と紫外線対策が不可欠です。

肌質タイプ別・必要なケアアイテムはコレ!

保湿は肌質に合わせて過不足なく行うことが大事。保湿のし過ぎは肌本来の力を弱めます。

肌質によって必要な保湿アイテムも異なります

【脂性肌】何もつけないでOK
水分、皮脂ともに多い「脂性肌」。皮脂によって水分蒸発が防げるので、洗顔後は化粧水やクリームはつけなくてOK。一方、皮脂により肌表面がざらつきやすいため、洗顔は丁寧に行いましょう。

【普通肌】化粧水不要。クリームを
水分量が多く、皮脂量が少ない「普通肌」のケアは、水分より油分を補うケアを重視。洗顔後は化粧水ではなく、乳液やクリームなどを塗って、肌の持つ水分の蒸発を防ぎましょう。

【混合肌】化粧水が必須
水分量が少なく、皮脂量が多い「混合肌」は、化粧水での水分補給を行うケアだけで十分です。乳液やクリームなどを使うと、皮脂量が増え過ぎてしまい、肌にとって逆効果のケアに。

【乾燥肌】化粧水&クリームを
水分、皮脂ともに少ない「乾燥肌」は、化粧水とクリームで水分と油分をしっかり補いましょう。オールインワン化粧品を使う際は、突っ張るなら化粧水、かさつくならクリームを付け足して。

次回は、今日から取り入れたい正しい洗顔、保湿、血行促進、紫外線ケアを紹介します。


取材・文=大門恵子(ハルメク編集部)、撮影=中西裕人、イラストレーション=ちちち

※この記事は、雑誌「ハルメク」2023年10月号を再編集しています。
※効果には個人差があります。試してみて合わない場合はおやめください。

配信元: HALMEK up

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