今の暮らしに馴染む骨董をベースにしたソウル・踏十里 (タプシムニ) のギャラリー『Gobokii』へ。

今の暮らしに馴染む骨董をベースにしたソウル・踏十里 (タプシムニ) のギャラリー『Gobokii』へ。

『Gobokii』

고복희/ゴボキ__踏十里/タプシムニ

部屋の入り口にある山のモチーフは、韓国の伝統的な幾何学模様〝ゴチムン〞を韓紙で表現。
本棚として使われていた棚や文机なども。韓国の家具は、昔は松かケヤキで作られることが多かったという。
〝コプトル〞という、朝鮮時代に作られた石器の骨董。ヤンさんも香炉を愛用している。

今の暮らしに馴染む骨董を集める店主の審美眼に触れられる。

「現代的な感性でセレクトされたアンティーク家具やオブジェがあり、よく通っています」とヤンさんが信頼を寄せるギャラリー。韓国の古い家具や骨董をベースに、日本や中国で買い付けた小物が調和する空間は、小さな美術館のよう。祭祀などに使う器やお盆、宮廷で使われていたお椀、鬼瓦、お香などが、美しくディスプレイされている。もともと古美術が好きだったという店主のキム・ジウンさんが2025年に開店。今は夫と買い付けを行う。近くにある『Gobokii Goods Store』(土曜のみ営業)では、雑貨類を販売しているので、ぜひ立ち寄りたい。

Shop Data 동대문구 고미술로 100/100, Gomisul‒ro, Dongdaemun‒gu 11:00~17:00 不定休 Instagram@gobokii_kr 完全予約制。InstagramのDMより可能。詳細住所は予約時にお知らせ。

photo : Shinnosuke Yoshimori coordination : Aiko Futamata

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TRIP TO SEOUL / ひとりでも、韓国・ソウルへ。&Premium No. 146

活気とスピード感に満ち溢れ、何度でも訪ねたくなる街、韓国・ソウル。もちろんその熱気に包まれる体験も大きな魅力ですが、歩く速度を緩めて街を眺めてみると、山に抱かれた美しい景色や歴史を感じる名所だけでなく、思いがけないところに、静けさを湛えたエアポケットのような場所があることに気づきます。今号の特集は、「ひとりでも、韓国・ソウルへ」。おもな案内人は、ソウルで Better Life を送るローカルのみなさんです。静謐な早朝散歩、地元で愛される食堂や喫茶店、市場の路地裏、精緻な工芸や日用品を扱う店、個性的な書店や美術館......。暮らす人たちのように“ふだんのソウル”に触れてみてください。 

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