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お荷物をお届けにあがりましたが、ご不在でした。→クリックで最悪の結末も!?…改めて確認したい「詐欺被害回避」の実践的なノウハウ【経済評論家が解説】

お荷物をお届けにあがりましたが、ご不在でした。→クリックで最悪の結末も!?…改めて確認したい「詐欺被害回避」の実践的なノウハウ【経済評論家が解説】

「怪しい…」と思ったら、まずは落ち着いて調べてみよう

「荷物をお届けにあがりましたが、ご不在でした」といったメッセージが届き、「以下のURLからお手続きください」などと記してあると、ついクリックしたくなりますね。

しかし、落ち着いて深呼吸しましょう。そして、運送会社のホームページから連絡先を見つけて連絡してみましょう。そもそも運送会社の名前が書いていないならば、それは本物とは思われませんから、無視しましょう。

筆者の経験をご紹介します。「新聞配達所です。年末年始に留守にされる場合は、下記まで電話下さい。新聞受けに新聞が溜まると、泥棒に留守だと悟られてしまいますから」というビラを受け取りました。

筆者は、ホームページで新聞配達所の電話を調べて電話しました。もしもビラを配ったのが窃盗団だったとしたら、筆者の旅行予定を知られたくありませんから。

孤独な高齢者が危ない…電話の活用&取り扱いを考える

孤独な高齢者は詐欺に遭いやすいといわれています。近づいて親切にして信頼を勝ち取ってから財産の話をするケースもあるようです。親を孤独にしないように、もし親がひとり暮らしをしているなら、毎日電話しましょう。もちろん、親孝行は詐欺予防のためにするものではありませんが、詐欺予防の効果も大きいようですから。

一方で、詐欺師が高齢者にコンタクトするチャネルとしては、固定電話が重要だそうです。そこで、固定電話を常に留守番電話にしておく、という対策が考えられます。

詐欺師はわざわざメッセージを残したりしないでしょうし、本当に必要な人はメッセージを残すでしょうから、とくに問題はないでしょう。簡単な詐欺防止法の一つだと思います。

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