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富裕層の親がわが子にかける…「将来お金持ちになれる子」を育てる、ひと言

富裕層の親がわが子にかける…「将来お金持ちになれる子」を育てる、ひと言

浪費しない子を育てる「ひと言」

しかし難しいのは、その感覚を子どもに養わせることです。多くの子どもにとって、好きなもの・欲しいものを買えることは何よりの楽しみだからです。お金が許す限り、欲しいものを欲しいだけ手に入れたいと思うのは、子どもならではの感覚といっても過言ではありません。

しかし、大人になってもその感覚を持ち続けていたとしたらどうでしょうか? 不要でも欲に任せて欲しいだけ購入していては、万年金欠状態に陥ることは明白です。

そこで子どもに教えるべきなのは「買えるだけ買うのではなく、買いたいものだけ買いなさい」ということ。そして、余ったお金は次にまた欲しいものができたときに使いなさいと諭す。つまり無駄遣いを防ぐだけでなく、貯金の概念も持たせることができるというわけです。

節約したお金は「投資」へ…その先に開ける富裕層への道

では、我々大人が無駄遣いをやめ、節約に成功した後にやるべきことは何でしょうか?

そこから得られる余剰金など大した額ではありませんが、たとえば毎日100円でも貯金や投資にまわしてみてください。単純に毎日100円ずつ使わずに貯めていくと、1か月で3000円、1年で3万6000円、それを10年間続ければ36万円になります。このお金を投資にまわし、年間5%とか10%といった運用利回りが得られるとしたら、当然元金以上に増やすことが可能です。

もちろん余剰金のほどには個人差があり、もしかすると1日に300円ないし500円もの無駄遣いをしていたかもしれません。その分を投資にまわすことで、さらに大きな利益を手にすることができますよね? そしてその積み重ねこそ、富裕層の多くが持ち得た「感覚」なのです。

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