◆閑散期に一人勝ちできる“たった30分”の威力
年越しの“たった30分”の威力は絶大で、私は毎年、夜の店が閑散期となる1月に突出して指名が増え、No.1を取りやすくなっていました。銀座に移ってからは、既婚者のお客様が大半なので、この方法は使えなくなってしまいましたが…。
実はこの儀式、私が編み出したものではなく、もともとは先輩世代のあるNo.1キャバ嬢の方から学んだものです。昔から結果を出されている先輩方には、見習うところがたくさんありました。
◆朝5時前から動き出す証券マンの勝算
みんなが休んでいるときこそ、大きく差をつけられるーー昼のビジネスでも同じことは言わずもがなです。私の周りには仕事柄、証券マンの方が多いのですが、人一倍稼いでいる方はみんなが寝ている早朝から当たり前に動いています。
以前、SHOWROOMの前田裕二社長が『人生の勝算』という著書の中で、投資銀行の証券マン時代、毎朝5時前に出社していたと書かれていました。
始業時間である9時までに日経新聞を読み込み、相場の下調べを完璧にして仕事に臨んでいたそうです。それも、どんなに寝不足な日も絶対に。
同じ作業を、みんなが出社してからしていたら埋もれてしまうのでしょう。誰もが真似できない時間にやるからこそ、圧倒的に勝つことができるのですね。

