◆セクシー女優のセカンドキャリアに変化が…

肩書きがあるだけで様々なイベントや収録に呼ばれやすく、正直言うと、引退後1年間くらいは「先日引退した」というような肩書きをフル活用できる。1年引っ張れたらきっと次の道が作れるため「元〇〇」を早い段階で使いまくるのも手だと言えようか。
ただし、多くの人がインフルエンサーの道を歩みがちなので、意外性が薄れつつある。今はまだセクシー女優のセカンドキャリアが注目されたばかりだから良いけれど、みんなが右へならえをすればマンネリ化待ったなし。結局、椅子取りゲームになってしまうだろう。
このような現実を見越しているか、“みんなと同じ”に抵抗感を抱く人はお店を経営したり、全く違う方向に進む。最近は事務所の社長業に勤しむ元有名女優も話題で「セクシー女優だからこれしかできない」といった時代はとうに終わったのだ。
必ずしも人前に出続けるだけが次のステップではない。裏方+人気商売継続など、今は道を作ろうと思えばいくらでも可能な時代へと変化したのである。
◆“インフルエンサールート”が王道に?
昔はセクシー女優を引退したら夜職をするか、普通の女優を目指すか。あるいは一般職へ戻る、結婚くらいしか選択肢がなかったように思える。実際、いち芸能人としてテレビに出ることがかなり難しく、「女優引退=夜のお店へ入る」流れが本当に多かったのだ。最近は、上記で説明した通りインフルエンサーなどが増え、とにかく選択肢が増えた。夜職キャストに転身する例は相変わらず多いけれど、昨今の歓楽街の苦戦と「元女優」の肩書きが前ほど珍しくなくなったため、昔ほど活かしきれないとのこと。
だからこそYouTube開設やファンクラブ運営が流行り、インフルエンサールートがオーソドックスになったのかもしれない。

