いつまでも輝く女性に ranune
冬至(12月22日)は、植物の“根”が静かに動き出す日。春に差がつく庭仕事

冬至(12月22日)は、植物の“根”が静かに動き出す日。春に差がつく庭仕事

冬至の株元チェックは「触って確かめる」

この時期にしておきたいのが、株元の確認。

  • 土が極端に固くなっていないか
  • 根元がぐらついていないか
  • 過湿による異臭がしないか

目で見るだけでなく、実際に触って確かめることで、冬越し中のトラブルを未然に防げます。異常がなければ、それ以上手を加える必要はありません。

冬至の仕込みが効く、代表的な植物たち

クリスマスローズ

クリスマスローズ
いち早く冬に開花するクリスマスローズ・ニゲル。

クリスマスローズは他の多くの植物と異なり、秋に生育が活発になり、冬も緩やかですが生育を続けています。そして早春に開花するので、様子を見ながら鉢植えは液体肥料を定期的に控えめに与えてもOKです。この頃にはつぼみが色づき始めるものもあるので、古葉を整理しよく日の当たる場所で管理します。

バラ・落葉低木

庭木

冬至前後の寒肥が春の芽吹きを左右します。根の生命活動を支える有機質肥料が有効です。コツは冬に動かさず、土だけを整えることです。

常緑低木・グラウンドカバー

アジュガ
春に紫の花穂で地面を染めるアジュガ。Sergey V Kalyakin/Shutterstock.com

アジュガやタイムなどの常緑グラウンドカバーは冬も光合成量は少量ながら継続しています。土壌環境を整えることで、春の立ち上がりが早くなり、景色の完成度を左右。マルチングや有機質施用が効果的です。

果樹(落葉果樹)

ウメ
たわわな実をつけるウメの木。Picmin/Shutterstock.com

カキやウメ、リンゴ、ブドウなどの果樹は冬の寒肥が収量・樹勢に直結します。有機質を時間をかけて効かせるのが基本。

あなたにおすすめ