「冬至〜立春 園芸カレンダー(保存版)」
冬至(12/21頃)
- 地上部の成長が止まり、根の活動が中心に
- 元肥・寒肥は控えめに
- 表土リフレッシュ、株元チェックに最適
小寒(1/5頃)
- 寒さが本格化
- 水やりはさらに慎重に
- 霜・凍結対策の最終確認
大寒(1/20頃)
- 一年で最も寒い時期
- 基本は“何もしない”
- 過湿・根腐れにだけ注意
立春(2/4頃)
- 地上部が動き始める兆し
- 春の施肥・作業計画を立て始める
- 剪定・植え替え準備期へ
見えない準備は、春に必ず表れる

冬至は、何かを変える日ではありません。目に見えないところで続いている命の営みに気づき、それを邪魔しないよう、そっと環境を整える日です。
春に芽が動き、花が咲いたとき、それは突然起きた奇跡ではなく、冬至の頃に向き合った土と根の時間が、静かに実を結んだ結果。
今年の冬至も、庭に少しだけ目を向けてみませんか。
その小さな仕込みが、来春の景色を確実に変えてくれます。
記事協力/安酸友昭(ラブリーガーデン)
Credit 記事協力 / 面谷ひとみ - ガーデニスト -おもだに・ひとみ/鳥取県米子市で夫が院長を務める面谷内科・循環器内科クリニックの庭づくりを行う。一年中美しい風景を楽しんでもらうために、日々庭を丹精する。花を咲き継がせるテクニックが満載の『おしゃれな庭の舞台裏 365日 花あふれる庭のガーデニング』(KADOKAWA)が好評発売中!
文&写真(クレジット記載以外) / 3and garden
スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。2026壁掛けカレンダー『ガーデンストーリー』 植物と暮らす12カ月の楽しみ 2026 Calendar (発行/KADOKAWA)好評発売中!
