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冬至(12月22日)は、植物の“根”が静かに動き出す日。春に差がつく庭仕事

冬至(12月22日)は、植物の“根”が静かに動き出す日。春に差がつく庭仕事

「冬至〜立春 園芸カレンダー(保存版)」

冬至(12/21頃)

  • 地上部の成長が止まり、根の活動が中心に
  • 元肥・寒肥は控えめに
  • 表土リフレッシュ、株元チェックに最適

小寒(1/5頃)

  • 寒さが本格化
  • 水やりはさらに慎重に
  • 霜・凍結対策の最終確認

大寒(1/20頃)

  • 一年で最も寒い時期
  • 基本は“何もしない”
  • 過湿・根腐れにだけ注意

立春(2/4頃)

  • 地上部が動き始める兆し
  • 春の施肥・作業計画を立て始める
  • 剪定・植え替え準備期へ

見えない準備は、春に必ず表れる

春の庭

冬至は、何かを変える日ではありません。目に見えないところで続いている命の営みに気づき、それを邪魔しないよう、そっと環境を整える日です。

春に芽が動き、花が咲いたとき、それは突然起きた奇跡ではなく、冬至の頃に向き合った土と根の時間が、静かに実を結んだ結果。

今年の冬至も、庭に少しだけ目を向けてみませんか。
その小さな仕込みが、来春の景色を確実に変えてくれます。

記事協力/安酸友昭(ラブリーガーデン)

Credit 記事協力 / 面谷ひとみ - ガーデニスト -

おもだに・ひとみ/鳥取県米子市で夫が院長を務める面谷内科・循環器内科クリニックの庭づくりを行う。一年中美しい風景を楽しんでもらうために、日々庭を丹精する。花を咲き継がせるテクニックが満載の『おしゃれな庭の舞台裏 365日 花あふれる庭のガーデニング』(KADOKAWA)が好評発売中!

文&写真(クレジット記載以外) / 3and garden

スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。2026壁掛けカレンダー『ガーデンストーリー』 植物と暮らす12カ月の楽しみ 2026 Calendar (発行/KADOKAWA)好評発売中!

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