いつまでも輝く女性に ranune
「どこ見てんのよ!」タレント・青木さやか…100平米超・家賃30万円超のマンションに住んでいた20年前、大ブレイク中の〈衝撃の通帳残高〉

「どこ見てんのよ!」タレント・青木さやか…100平米超・家賃30万円超のマンションに住んでいた20年前、大ブレイク中の〈衝撃の通帳残高〉

お笑い芸人は、破天荒な出費やプライベートがネタになることもしばしば。2003年、「どこ見てんのよ!」で一世を風靡した青木さやかさんも、まさにそんな芸人のひとりでした。ブレイク期に稼いだ資産はあっという間に消え、50歳を迎えた今、貯蓄はほぼゼロ……。そんな暮らしぶりが変わるきっかけとなったのが、20年来の付き合いの税理士から放たれたひと言でした。青木さやか氏著・坂本綾子氏監修の『貯蓄が苦手な人こそ読んでほしいお金の第一歩 お金まわりを見直したら人生が変わった』(日経BP)より、同氏のお金との向き合い方と、変わったきっかけについてみていきましょう。

“貯められない女”が貯蓄を決意するまで

50歳。貯蓄ほぼナシ。ここから私の「お金」への意識を変えていきます。

こんにちは。貯められない女、青木さやかです。いえ、貯めようと思ったことがないのかもしれません。

20年前、私は北へ行っては「どこ見てんのよ!」南へ行っては「どこ見てんのよ!」を繰り返してお笑い芸人として大ブレイクし、数年間休みなくお仕事をいただいておりました。一時期は8000万円くらい、銀行にあった記憶は確かにあります。しかし、その時の貯蓄はほとんどなく。理由はいろいろ。その前に。

私はだらしのないタイプで、ケチと思われるのを嫌うタイプでもあります。あればあるだけ使うことは得意。30歳で先の「どこ見てんのよ!」が超絶大ブレイクするまではバイト生活。

バイト先も寝坊で各所クビになり、昼はパチンコ、夜は雀荘へ。ついに消費者金融を「ワタシの銀行」と名付けては自転車操業を繰り返し、借金およそ40万円。当時の私にとっての40万円は巨額です。返済のためにお金が必要だ、どうしよう。

似たような仲間も多く、「自己破産したら?」とアドバイスされてみたり、一攫千金を狙ってガチ目のギャンブルをやってみようかと考えたり。

心細くなれば、道路で拾ったレディースコミックの最後のページに載っていた「東北へ住み込みに行きませんか? 3食支給、名前変えられます」という文句に心揺れたり。懇意にしてくれた中小企業の社長との結婚を本気で考えてみたり(付き合っていないし、プロポーズもされていない)。

2003年、私は芸能界で売れました。

家、ギャンブル、金貸し…大ブレイク後もお金は消えていった

お金はみるみるうちに銀行に貯まっていきました。本物の銀行に。そのときはなぜ貯められたのか。「休みがなかったから使う暇がなかった」。ただそれだけのこと。2000年台前半はまだネットショッピングも主流ではありませんでしたから。ほとんど休まず数年間で稼いだ数千万円。賃貸マンションはどんどん広くしていきました。

芸人たちの間では「大きな家に住むと大きな仕事が来るぞ! うおー!」と昭和のジンクスがささやかれ続けており。100m2以上、家賃30万円超のマンションに住みました。まあそれは構わないと思うのです。頑張ってきたご褒美でした。

他にお金を使ったことといえば、家具、絵画、車、ぜいたくな旅、ギャンブル、知り合いにお金を貸した、別の知り合いにもお金を貸した、実家への送金、祖母宅の改築、寄付、分譲マンション購入、投資という名の詐欺、男に使うなど。

パチンコのためなら「目覚ましなし」で起きれる

しかしお金を貸すと、大体返ってきませんね。ギャンブルもやろうと思えば一瞬で大金がなくなります。私はギャンブルが大好きですが、際限なくやるのが、これまた得意。だって考えてみてください。どれだけ負けたとて、次の一手で倍になって戻ってくるかもしれないんですよ。

話がずれますが、30年前。何故パチンコに行くためなら、朝、目覚ましをかけなくても起きられるんだろう、何故遅刻せず早朝から並べるんだろう、と疑問に思い図書館で調べたことがあるんですね。

そうしましたら、「次、かかるかも!」という興奮状態を感じると脳内麻薬が発生する、と書いてありましてね。なるほどと。

近年ギャンブル依存性は脳の病気だと言われていますよね。やめられないわけです。だって、暖房のきいた部屋で命の危うさは全くないまま安全安心な場所に身を置きながら、非日常の興奮を味わえるわけですから。忘れられないんですね、あの興奮が。

うまくギャンブルと付き合えるならやりたいところですが、ひとたび手を出せば際限なくなる自分の危険性を私は知っていますから、しばらく手を出してはいません。

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