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大人の社交場・銀座のクラブにホステスとして勤めているみずえちゃんと申します。6月になりましたね。今月はなんと祝日が1日もありません。ストイックな1か月になりそうです。帰宅後の晩酌はよしておこうと思います。

◆「結婚できない男」と「結婚しない男」の差
ドラマ「結婚できない男」が放送されたのは、2006年のこと。偏屈で皮肉屋、それでいてどこか可愛らしく、ほっとけない主人公・桑野信介を演じたのは俳優の阿部寛さんでしたね。2019年に放送された続編も含め、とても大好きなドラマのひとつです。
当時は結婚できない男性をおもしろおかしく描いても大丈夫な空気だったんだ、とドラマを見返しながら新鮮な驚きを得たりもしています。「未婚の中年」は、いまや恋愛弱者、手遅れ扱いで、とても笑ってみていられる対象ではなさそうです。
もちろん「未婚の中年」とひとくくりにはできません。結婚できない人と、あえて結婚しない人では大きな差があります。
ただ、ホステスとして日々多くの男性に接し、お酌をさせていただく中で、あきらかに「この人は“結婚できない男”だ」と感じてしまうことはあります。
今回は「この人は一生結婚できないだろうな」と感じてしまう50代男性の特徴について解説します。
◆あえて結婚しない自由気ままな独身貴族
当然ですが結婚だけが幸せではありませんし、全人類が目指すべきゴールなんかでもありません。私自身、4年前に離婚したきり、現在はシングルライフを謳歌しています。家庭という後ろ盾がないのはなかなか心細いものですが。
私のように、あえて婚活にはノータッチな男女というのは、そもそも結婚への優先度が低い。他者との関係構築以上に熱中できるものを持っています。例えとしてはあまりにもありがちですが、お仕事や趣味など。
趣味にお給料のほとんどを投入できるのは独身ならではです。カルビか上カルビなら迷わず上カルビを選びますし、並のうな重か特上のうな重なら迷わずに特上を選びます。ただ、私の場合ですが、子育てにまい進している同級生たちに対して後ろめたさを感じないわけではありません。ちゃんと後ろめたさを感じながら遊んでいます。
また、独身のまま年齢を重ねてしまうと、その生活習慣が確立されすぎてしまい、他者との共同生活に適応するのが難しくなってしまうかもしれませんね。居住空間にこだわって、それなりにお金もかけている方だとなおのこと、自身のテリトリーに他者を受け入れるのが困難でしょう。
このように、他者との関係構築以上に優先したいことがある人々はあえて結婚しないことを選択しています。

