寒さに強い観葉植物
比較的寒さに強く、冬も元気に過ごしてくれるグリーンたちですが、夜間5℃以下になると要注意です。

写真左から――
- 「グリーンドラム」太鼓のように丸い葉がかわいくて大好きなグリーンですが、成長が遅くてなかなか大きくなりません。
- 「ベゴニア マクラータ」白いドット模様の葉が個性的なベゴニア。軒下でも越冬できそうですが、大事を取って室内へ。寒さにも暑さにも強い植物です。
- 「シュガーバイン」我が家にたくさんあるのですが、冬は水やりさえ注意すればどこに置いても大丈夫な枝垂れるグリーンです。
- 「タニワタリ」沖縄辺りに自生する植物なので寒さに弱いと思っていましたが、以前冷え込む5℃以下の夜に部屋に取り込むのを忘れ……でもその後もダメージなく元気なので、寒さに強いのがわかりました。

- 「モンステラ」寒さに強く、もう一鉢はいまだに玄関外の軒下に置いています。水やりを控えて乾燥させて耐寒性が増すグリーンで、我が家のモンステラはほとんど水やりしなくても冬を越します。乾燥にも寒さにも日陰にも強いグリーン……最強です。

- 右の「アジアンタム」は寒さに強いですが、水切れには一番弱いグリーンです。
- 左の背の高い「エバーフレッシュ」は春から秋までデッキで育てていて、高さが30~40cm伸びました。気温が5℃になる前に室内に取り込んでいますが、寒さには比較的強いグリーンです。
エバーフレッシュは夜になると葉を閉じて眠りにつき、朝になるとフワ~~と起きてきます。葉の水分の蒸発を防ぐためだそうですが、人間と同じ営みをしているようで、かわいくなってきます。

冬、観葉植物を育てるときのセオリーはいろいろありますが、グリーンを置く環境……暖房を入れるとどのくらいの暖かさなのか、床暖房なのか、どのくらい乾燥してるのか、どのあたりまで光が届くのかなど、それぞれのおうちで違うので、セオリー通りにいかないことが多いと思います。
そんなときは、日々グリーンと対話しながら答えを見つけていくことが一番近道かなって思います。グリーンの様子を見て「知る」と、年を追うごとに失敗も少なくなってきます。また、自分のおうちに合うグリーンも見つかるようになります。
冬の間少し手間なこともありますが、冬さえ無事に過ごせば何事もなかったように、春にはきれいな新芽に出合えますよ。
※HALMEK upの人気記事を再編集したものです。

