20年ほど前に始めた節約生活、そのきっかけは通信回線の乗り換えだった
現在、賃貸マンションで一人暮らしをする52歳の独身男性。正社員として働いていますが、その年収は約470万円ほどです。
一般的に、50代前半の男性の平均年収は約709万円(※国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」による)とされており、それに比べると低めの年収額。それでも、現在の資産は貯蓄が2000万円、さらに「評価額1000万相当の土地を1つ」所有していると言います。

そんな男性が節約生活を意識したのは約20年前。インターネット通信や携帯電話の回線の乗り換えがきっかけだったのだとか。
「同じところをずっと使い続けるより、他社に乗り換えた方が凄くお得だったんです。これを知ってから、こういったところから節約していかないと損するよなって感じて節約を始めるようになりました」と振り返ります。
そうしてスタートした節約生活ですが、多くの人は途中で挫折しそうなもの。節約への意識が20年たった今もなお、続いているというから驚きです。
節約生活“ベテラン”の男性が徹底するネット通販でのお得術とは

通信回線の乗り換えをきっかけに、節約生活が20年にもなる“ベテラン”男性が今、特に力を入れているのがネット通販での節約です。基本的には「欲しい物があってもセール時期に購入する、購入する際はポイ活を絡める」ことを徹底しているのだそう。
「amazonならKeepa(※Amazonでの価格推移が分かるツール)を使えばいつ安くなっているかがグラフ表示されますし、テレビ等の家電なら新モデル発売時に旧モデルになると家電が安くなります」と、安く買える時期の情報チェックを怠りません。
さらに「そういったかみ合いを考慮しつつ、楽天スーパーセールやブラックフライデーに絡むかチェック。絡みそうならその時期まで購入を遅らせます」と続けます。
“底値”を見極めるだけでなく、購入するときももうひと手間掛けるのがこの男性流。「購入する際はハピタス等のポイ活サイトを経由して購入し、さらにポイントを稼いで節約しています」と教えてくれました。
