きっかけはコロナ禍、塞ぎ込む気持ちを節約で打開
若いころはお金の管理について、それほど真剣に考えていなかったという男性。「いらないものを大量に買ってしまったり無駄遣いが本当に多かったように今となっては思いますね」。

そんな男性が節約生活に踏み出したのは、2020年のコロナ禍がきっかけでした。「仕事が制限されたことで経済的な不安がよぎり精神的にもすごく塞ぎ込んでしまいました。その気持ちをなんとか打開しようと節約にのめり込み行動に移しました」と振り返ります。
当時の目標金額は50万円ほどをためること。そこから5年以上が経過した今も、男性の地道な節約生活は続いています。
楽しみは週1回の炭酸飲料の購入、節約を続けるも物価高で「食費が倍近く」に……
現在の生活について、男性は「昔から炭酸飲料が好きなのですがそれを全く飲めないと言うのはかなり辛い」と本音をのぞかせつつも「1週間に一回だけスーパーで炭酸飲料を買うことが唯一の贅沢」とも。
「この炭酸がとにかく美味しくて自分の気持ちをより節約の方向へと突き動かせてくれるモチベーションにもつながります」。

うまくモチベーションを維持しながら、節約を続ける男性。それでも、最近の物価高にはかなり打撃を受けています。「(物価高が)どのくらい酷い状態になるのかめちゃくちゃ不安」を感じているそう。「数年前に比べて食費が倍近くになってしまっているので本当に大変です」と実情を明かします。
加えて「物価高の値上がりが早く落ち着いてくれることを強く願うばかりです。米の値段も一向に下がる兆しが見えないのでその点も悩みが尽きない」と切実な思いを教えてくれました。
(文:ママテナ編集部マネーチーム)
※この記事は、ママテナ編集部マネーチームが2025年12月、「節約術エピソード」をテーマに実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。
