2年前から節約生活を開始、最低でも年間50万円の貯蓄が目標
秋田県の賃貸マンションで33歳の夫、4歳の娘と暮らす33歳の女性。夫婦とも正社員として働く共働き家庭で、世帯年収は500万円、女性の個人年収は300万円ほどだと言います。

独身時代は「なんとかなる」と「貯蓄や将来設計を深く考えていなかった」女性。ですが、娘さんが2歳になるころに「保育料や食費、日用品など毎月の固定支出が増え、このままでは将来の教育費が不安だと感じたのがきっかけ」で、家計の見直しを決意しました。
「特に小学校以降に向けて、学費や習い事費用を無理なく準備したい」と、今も年間で最低50万円を貯蓄に回すことを目標に、「続けられる節約を意識して取り組んでいる」そうです。
節約は日々の小さな「積み重ねが大事だと思っている」

女性が暮らす秋田県は言わずと知れた雪国です。気象庁が発表している秋田県の気温の月平均値によると、2025年で最も寒かったのは2月で、その月平均値は最高気温が4.5℃、最低気温がマイナス1.3℃。
冬はかなり寒い日が続くようですが、女性は「電気代を抑えるために冬でも厚着を基本にして、暖房は必要最低限しか使わない」と言います。家の中でもフリースや靴下を重ね「娘にも動きやすい重ね着をさせている」そうです。
さらに「日用品は底値を把握してまとめ買いしておいて、洗剤やシャンプーは最後の一滴まできっちり使い切る。(友人に)トイレットペーパーの芯が柔らかくなるまで使う話をしたら『そこまで?』と言われた」というエピソードも。
それでも、女性は「私としてはこういった積み重ねが大事だと思っている」と言い切ります。
とはいえ、「家族で過ごす時間に関わること」には出費を惜しまない様子。「月に1回程度の外食や、少し良い食材を使った週末の食事は大切にしている」と言い、さらに「娘の絵本や経験につながるものは、必要だと感じたらあまり迷わず購入するようにしている」と教えてくれました。
