3.作業療法士の面接対策

—改めて、面接までの選考の流れを教えてください。
紹介を受けて今の上司に繋いでもらってあとは、メールで直接、面接兼見学日の日程を調整しました。
面接は、1次面接が終わったら最終面接と、1日でまとめて受けました。
1次面接の相手は今の上司で、作業療法士で1番上のポジションの人です。面接時間は15〜20分くらい。
最終面接の相手はリハ課(リハビリテーション課)のトップの理学療法士で、面接時間は10〜15分くらいでした。
—面接場所はどこでしたか?
院内の空いている診察室だったと思います。
—面接で話した内容は?
研修や入社後のスケジュール、就業時間の説明、希望病棟の確認などについて話したと思います。
1次も最終も勤務条件の確認や仕事内容の説明が多くて、あまり変わった質問はなかったですね。
—逆質問はしましたか?
転職に合わせて引っ越しが必要だったので、ほかのスタッフの通勤手段について聞きました。
あとは残業時間や、何曜日が定休になるのか聞いたと思います。
—重視する点に給与を上げていましたが、給与についての質問は?
軽く話した程度ですね。事前にメールで過去の給与実績データをもらっていて、だいたいの金額はわかっていたので。
—面接時の服装やメイク、髪型は証明写真と同じですか?
まったく同じでした。
—作業療法士の面接では、スーツが一般的なんですか?
スーツが多いと思います。
病院や施設に私服で行くと、患者さんの家族だと勘違いされそうなので。
—当日の持ち物は?
提出書類、筆記用具、メモ帳、ハンカチ、ティッシュ、財布、メイク道具、時計、スマホ、飲み物くらいです。
—面接準備は何かしましたか?
志望動機がスムーズに答えられるように、ノートに箇条書きでまとめました。
あとは実際に声に出してみる面接練習も軽くやってたかな。
—面接当日の過ごし方を教えてください。
面接は13時半からだったんですけど、まだ引っ越し前で電車で2時間かかるし、初めて行く場所なので余裕を持つようにしました。
朝はちょっと早めに起きて朝ごはんを食べて、志望動機を見直し、身支度を整えて11時頃に出発。
30分前には着いて、帰りのバス停を確認したりして、10分くらい余ったかな。
集合場所のリハ課には5分前に訪問しました。
—面接結果が出るまでどのくらいかかりましたか?
1週間後くらいにメールで採用連絡が来ました。
面接中にも「大丈夫だよ」と言われてたのでそれほど心配してなかったんですけど、結果を受けたときはそれでも安心しましたね。
—初出勤までの期間は?
1ヶ月弱くらいです。早めに来てほしいと言われたんですが、引っ越しもあったのでそのくらいかかっちゃいました。
—ほかに入職までに準備したことはありますか?
回復期を担当するうえで身体機能についての知識が足りなかったので、勉強してました。
—転職満足度は何点ですか?
90点くらいですかね。
—高いですね! その理由は?
自分の知識も技術もぜんぜん足りないし、職員の顔と名前を覚えるのに時間がかかったりして、慣れるまでは大変でした。
でも聞いたとおり教育体制は整っているし、比較的休みも取りやすいので、ギャップの少なさから90点です。
—残り10点は何がマイナスですか?
立地ですね(笑)。駅から結構離れた場所にある病院なので、もうちょっと好アクセスだと良かったですね。

—今後の目標があれば教えてください。
いずれは訪問リハビリに携われたらいいなと思ってます。
私たちは患者さんの退院後の生活を考え、リハビリ計画を立てて一緒に練習していくんですけど、退院後に自宅でも実践できているのか、どんな生活を送っているのかは、病院にいると見えません。やっぱり生活の基盤は自宅だと思うので、そこに関わっていきたいですね。
今は病院の数が減って在宅を重視するようになって、お給料も訪問のほうが高いみたいです。周りでも、訪問リハビリに転職したり独立したりする人が増えてきてます。
—では最後に、作業療法士で転職を考えている方に向けて、アドバイスをお願いします。
私は紹介経由の転職でしたが、もし一から職場を探すのであれば、見学に行ったり人から話を聞いたりして、たくさん比較したほうがいいと思います。
実際に見に行くと、どんなリハビリ用の物品があるかも確認できますし、スタッフの礼節とか見学者への対応、雰囲気なんかを肌で感じ取れると思うので。
勉強会に参加して知り合った人から、周囲の施設の口コミを聞いてもいいですし、いい職場ならそのまま紹介を頼んでみることもできると思います。
—実践的な内容ですね。本日はありがとうございました!
ジョブメドレーからのアドバイス
今回の面接対策について、ジョブメドレーのキャリアサポートに「良い点」「改善できそうな点」を聞いてみました。主なポイントは以下のとおりです。ぜひ参考にしてみてください。
◎声を出しての面接練習がGood!
実際に声に出して面接をシミュレーションしてみると、思ったよりもスムーズに回答できないことも多いです。本番に近い形で練習してみるのはとても良いです!
◎面接場所への到着時間もバッチリ!
時間に余裕を持って面接場所に到着することで、気持ちの面でも余裕を持って面接に臨めたと思います。訪問時間も5~10分前でちょうど良かったです。
◎逆質問は絶好のアピールチャンス!
逆質問の内容によっては、それまでにアピールしきれなかったことを伝えられるチャンス。待遇面の質問だけでなく、自身の志向性や熱意なども含めて、面接官に自分をアピールできる質問も用意しておくといいでしょう。
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