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【介護職インタビュー】41歳男性の履歴書・志望動機・面接対策(病院→介護老人保健施設→介護付き有料老人ホーム)

【介護職インタビュー】41歳男性の履歴書・志望動機・面接対策(病院→介護老人保健施設→介護付き有料老人ホーム)

3.介護職の面接対策

介護福祉士 41歳の面接対策

──面接は対面でしたか?

はい、対面でさせてもらいました。

──内定までに面接は何回ありましたか?

1回ですね。ただ面接時間がけっこう長くて、施設長と社長と1時間くらい喋ったかな。

──しっかり話したんですね。面接時の服装と身だしなみで気をつけたことを教えてください。

服装はスーツを着て行きました。

身だしなみは髪を整える、髭を剃る、ネクタイをしっかり締めるなどですね。介護業界だとあまりスーツを着る機会がないので基本的なことをしっかり確認しました。シャツをクリーニングに出すとかアイロンをかけるとか。

介護福祉士Iさんインタビュー

──身だしなみは第一印象に繋がりますもんね。面接当日に向けて対策したことはありますか?

あまり考えすぎると凝った言葉しか出ないと思ったので、自分の特長を含めた志望動機だけ頭の中に入れておいて、あとは聞かれたことを答えるようにしました。

「これだけは言おう」という自分の特長──さっき話した人間関係のことなど、最低限言わないといけないワードだけ準備して。

──作り込みすぎても考えが固まってしまいますもんね。

そうですね。聞かれたことに対して答えられることは答えて、もしわからないことを聞かれても、正直にわからないと伝えるように意識しています。面接としてはそのほうがいいかなって。

──施設長や社長からはどんなことを聞かれましたか?

「以前の職場ではどういう立ち位置で働いていたのか」「この老人ホームではどういう仕事をしていきたいのか」を聞かれましたね。

あと質問ではないのですが……僕が面接を受けたとき、その老人ホームでは職員同士が合わなくて5〜6人ほど辞めたタイミングだったんです。なので「人間関係が最初からうまくいく状況ではないと思うけど、今までの経験を活かしてやって欲しい」ということを言われましたね。

あと、会社概要も説明してもらいました。関西で15施設ほど手広くやっている会社なので。

──なるほど。ちなみにIさんは緊張しやすいタイプですか?

緊張、めちゃくちゃするんですよ。実は今もけっこう緊張してるんですけど(笑)、緊張していないように見せるようにしています。

──たしかに緊張しているように見えませんでした! 何かコツがあったり?

何かしらを喋ろうとか、とにかく思ったことは伝えようとしてましたね。

でもやっぱり完全に緊張を消すことはできないので、話し始めてから徐々に解けていく感じです。相手の反応を見て「おっこれはハマるな!」「この人は苦手だな……」みたいなフィーリングってあるじゃないですか。

──話し始めた段階でなんとなく相性がわかったりしますよね。

そうなんです。過去の面接では噛み合わない経験もありましたよ。突き返される感じというか。

特養の面接を受けたときに「どういう介護をしたいですか」って聞かれて「特養は初めてなんですけど、看取りを“含めて”頑張りたいです」って言ったら、関西弁でポーンと「君はなんや、“看取りが”やりたいんか!」って高圧的に返されて。思わず「どうしよう……!」ってなっちゃって(笑)。

介護福祉士Iさんインタビュー
「内心こんな感じでプチパニックになってました」

予想外の言葉・反応に頭が真っ白になってしまって「いや、そういう訳じゃないんですけど……」って会話が続かなくなってしまったんですよ。

今なら冷静に「看取りだけがやりたい訳ではなく、未経験の領域なので仕事内容の一つとしてやりたいんです」って返せるかなって思います。

──当時は焦ったと思いますが、今に活きる経験ですね。

その経験のおかげで、想像と違う返答だったときでも「自分はこう考えます!」って芯を貫いて、思いをはっきり言い切るほうが良いなと学びました。

──今回の面接では想定外の返答や聞かれて困った質問はありませんでしたか?

なかったですね。でも一般的に「なんで辞めたんですか?」って質問の返答に悩む人は多いんじゃないかなと思います。

僕自身、前の職場で面接に立ち会ったことがあるんですよ。採用する側も経験している身としては、単に「上と意見が合わなくて」「人間関係がつらくて」だけを言われると「どこに行っても同じなんじゃないかなあ」と思ってしまうんですよね。

僕だったらネガティブなことをそのまま伝えるんじゃなくてポジティブなことに変換するかなって。正直に伝えるべきことと、多少取り繕ったほうが良いことがあると思うんですよね。

介護福祉士Iさんインタビュー
「どの職場でも少なからず嫌なことはあるけど“嫌で辞める”ことはしたくないんです」とIさん。前向きな転職になるよう意識しているそう

──Iさんから質問したことはありますか?

人事異動が年に何回あるかは聞きましたね。給与や待遇などは求人に記載されていたので、こちらからは聞きませんでした。

──ありがとうございます。今回の転職を振り返って、良かったなと思う点を教えてください。

ご縁があって、40歳という節目で転職できて良かったなと思っています。

自分が定年まであと25年働くというなかで、確実じゃないですけど“こういう進むべき道があるんだな”っていうのが見えたので。今後はその進むべき道を形にしていくことが目標ですね。

──では最後に、転職を考えている人へメッセージをお願いします。

介護業界において35歳を過ぎてからの転職は慎重に考えたほうが良いってすごく思います。僕自身、今回はタイミングと条件が合ったので転職しましたが、どちらが欠けていても踏み留まっていました。

僕らの年代はおそらく結婚してる人も多いでしょうし、やりたいことがあっても家族のことを考えると収入面を優先しないといけないこともあると思うんです。

自分の給与を下げてまでやりたい! って強い意志を貫けるならいいですが「なんとなく辞めたいな」「何か変えたいな」程度だったら一度立ち止まったほうがいいかなと思います。

この業種、この年代では勤続年数が給与に直結することも少なくないです。しっかり自分の考えを整理して、きちんと転職理由が固まってから踏み出すことをおすすめします!

ジョブメドレーからのアドバイス

今回の面接対策について、ジョブメドレーのキャリアサポートに「良い点」「改善できそうな点」を聞いてみました。

1.自分の言葉で伝えているのがGOOD!
履歴書などの書類でしっかり要点をまとめ、面接ではご自身の言葉で話すという心がけが素敵です。わからないことはわからないと正直に伝えている点も良いですね。

2.ミスマッチを防ぐ対応ができている
面接官とのフィーリングを大切にするなど、自分と施設の雰囲気が合っているかを確かめている点が素晴らしいです。介護職はチームワークが大切なお仕事。施設や働く人との相性を確認することで、ミスマッチを防げていると感じます。

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