3.看護師の面接対策

──面接はオンラインでしたか? 対面でしたか?
対面でした。施設長との面接が1回だけで、時間は30分くらいでしたね。
──面接当日までに対策したことを教えてください。
対策と言って良いのかわかりませんが、紹介会社の担当者とオンライン面談をしました。
今までの職歴やそれぞれの職場を辞めた理由、看護師として復職したい理由などをざっくばらんにお話ししました。
──第三者に話すことで情報が整理できて、良い対策になりそうです。
あとは面接で質問されそうなことに対する答えも事前に準備しました。志望動機、応募先の何に興味を持ったか、あたりは考えておいたかな。
応募先の地図を見て、交通ルートの確認もしておきましたね。実際に行ってみることまではしませんでしたが。
──なるほど。続いて面接当日のことについて教えてください。
面接当日は、紹介会社の担当者が同行・同席してくれたんですよ。
──同席まで! それは心強いですね!
担当者とは応募先の玄関前で面接の10分前に待ち合わせをしていました。約束の時間よりも早く着くように家を出て、結局待ち合わせの20分前に着いちゃいました(笑)。

──余裕を持った時間を意識したんですね。面接での提出物はありましたか?
履歴書、職務経歴書、看護師免許の写しですね。後日、健康診断書の提出もありました。
──提出物以外に当日持っていった物は何ですか?
スマホと予備のマスク、筆記用具、予備のストッキングですかね。女性はメイクポーチを入れておくと安心かも。
あ、持ち物ではないんですが、面接当日に履く靴は気をつけたほうが良いと思います!
──というのは?
とくに久しぶりに面接を受ける方なんかは、けっこう前に購入した靴を履くことがあると思うんです。でも古い靴は劣化していて壊れやすいんですよね。
私自身、出先で劣化していた靴が壊れた経験があるので注意してほしいです。新品すぎても靴擦れするし古くても壊れてしまうので、適度に新しく、履き慣れた靴がおすすめですね。
──たしかに面接当日に靴が壊れたら焦りますね……! 面接時の服装はどうでしたか?
黒地にストライプが入っているスーツを着て行きました。きれいめな服で行く人もいると思いますが、個人的に面接といったらスーツかなって。今まで経験した面接も基本スーツでしたね。
──身だしなみで気をつけたところは?
第一印象が大事なので、シャツのシワなどとにかく見た目に気をつけましたね。顔はマスクで隠れてしまいますが、ナチュラルメイクを心がけました。
──なるほど。マスク着用の面接ということで配慮した点はありますか?
いつもより大きめな声で話すようにしました。どうしても声がこもってしまうので。あと目力も意識しましたね(笑)。
──マスクを着けると目元しか出ないですもんね。面接ではどんなことを聞かれましたか?
まず「なぜ一般の派遣から看護へ戻ろうと思ったのか」を聞かれました。
最初に話したように「看護から離れて看護の魅力・人と関わる仕事の魅力を再確認した」と伝えて。面接官の施設長はすごく納得してくれましたね。
あとは「この職場でやりたいこと」も聞かれて、「新しい環境で自分の経験を活かしながら働きたいです」と答えました。あとは交通手段の確認ですね。
──今までの職場での退職理由などは深く聞かれませんでしたか?
そうですね、突っ込んだ質問はありませんでした。事前に紹介会社の担当者が私の職歴や経験などを応募先に共有していたと思うので、人柄の確認がメインだったように感じました。

──反対にHさんから確認したことはありますか?
質問ではないんですが、面接を通して施設長の人柄や相性を見ていました。
仕事をするうえで施設長と接する機会はとても多いので、一緒に働けそうかな、自分と合いそうかなって見てましたね。職場環境が良くても、トップの施設長と合わないと大変だと思うので。
──環境だけでなく一緒に働く“人”も大切ですもんね。内定の連絡はいつ頃でしたか?
面接の2〜3日後だった気がします。「今月(2月)から働き始めませんか?」と言われたんですが、さすがに心の準備をしたかったので翌月の3月から勤務を開始することにしました。
──急に慣れない職場で働くのは大変ですもんね。今回の転職を振り返って「もっとこうすれば良かった」と思う点はありますか?
応募先の会社のことをもう少し詳しく調べても良かったかな(笑)。紹介会社の担当者が紹介してくれたところなので安心してたんですよね。
その会社がどんな事業を展開しているのかも見ておくと、会社への理解がより深まって安心だったかもしれません。
──事前調査は安心材料になりますもんね。反対に「これをやって良かった!」と思うことはありますか?
給与面の希望など、面接で言いにくい部分を事前に紹介会社の担当者に話せていたのは良かったですね。紹介会社が求職者と事業所の仲介をしてくれていたので、雇う側も雇われる側もミスマッチを防げると思いました。
あと、当日は前の職場の悪口を言わないように気をつけたのも良かったです。悪口を言いたくなる気持ちもわかるんですが、面接官に「この人はうちを辞めたあとも、どこかでうちの悪口を言うのかもしれない」って思われてしまうので。「ここが嫌」ではなく「もっとこうしたいと思うようになった」ってポジティブに変換していました。
──では最後に、退職・復職・転職を経験したHさんから、転職を考えている方へメッセージをお願いします!
とにかく自分がどうしたいかを大切にしてほしいです。
「自分が辞めたら今の職場が大変だろうから辞められない」って気持ちもわかりますが、結局は自分が「こうしたい」って思う気持ちを重視したほうが良いんですよ。
転職を考えるということは、それなりにきっかけがあったんだと思います。自分で悩んで考えた末のことなので、転職を通してぜひ前進してほしいですね。
まだまだ男女の格差が無いとは言えないので、女性は細く長く──キャリアに穴を開けず、パートタイムでもいいから続けてみることを意識してもいいかもしれません。人生、先は長く明るいです! 前向きに頑張ってください!
ジョブメドレーからのアドバイス
今回の面接対策について、ジョブメドレーのキャリアサポートに「良い点」「改善できそうな点」を聞いてみました。主なポイントは以下の通りです。ぜひ参考にしてみてください。
1.細かい配慮が◎
面接時に履く靴に気をつける、マスク着用時の声の大きさを意識するなど細かい配慮が素晴らしいですね。
2.前向きな姿勢が好印象!
前の職場のことを話す際もポジティブな言い方を心がけており、仕事に対して前向きな姿勢が伺えます。Hさん本人も振り返っていますが、事業所・企業の詳細をしっかり調べておくと「この事業所・企業がすごく気になっているんです!」という意欲がより伝わりそうですね。
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