いつまでも輝く女性に ranune
行き先はいつも未知。海外移住から被災地支援に飛び込んだ看護師の仰天半生

行き先はいつも未知。海外移住から被災地支援に飛び込んだ看護師の仰天半生

“楽しい”と感じるほうへ進む

──現在もさまざまなことに挑戦中かと思いますが、今後やってみたいことはありますか?

「医療 × 防災 × 町おこし 」に取り組みたいです。海南病院は、南海トラフ地震の震源域に最も近い病院の一つと言われており、将来起こりうる大規模災害への備えは喫緊の課題です。そのため、医療や防災を軸に、この地域に関わる人、いわゆる“関係人口”を増やしながら、地域全体の力で備える仕組みづくりのお手伝いができたらと思っています。

海南病院の病室から見える景色
海陽町立海南病院にある病室からの風景

──総合病院に始まり、これまでさまざまな変化を経験しています。キャリアを選ぶ際の基準はありますか?

できるか・できないかで考えずに、やるか・やらないかで考えて、自分がワクワクするほうを選ぶようにしています。ニュージーランドの看護師免許取得に必要なスコアをずっと取りたいと思いつつ、「自分にはできない」と4年半もスタートできずに逃げていました。ですが、いざやると決意したらたった10ヶ月で取得できたんです。

できるか・できないかで考えると、できない言い訳ばかり考えてチャンスを逃してしまいます。「何かを始めるなら今日が一番若い」と思い、これからもワクワクを感じるほうに進んでいきたいと思っています。

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