
鍼灸師に関する詳しい情報はこちらからチェック!
次の記事にて、鍼灸師の仕事内容やなり方、試験情報、勤務地、給与などについてさらに詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
>鍼灸師とは?
近年注目を浴びている鍼灸師
高齢化が進む現代社会では、慢性的な痛みや不自由さに悩む高齢者がたくさんいらっしゃいます。治療が必要でも、高齢なために手術が難しかったり、また薬でのコントロールがうまくいかなかったりということもあるでしょう。症状と付き合っていく本人も辛いですが、介護にあたるご家族もどうしていいのか悩みますね。そんなときに有効な治療方法が、鍼灸治療です。鍼灸師は、ツボを刺激し、痛みや疲れを取り除いたり、緩和したりします。高齢者の人口が増えるにつれてリハビリを必要とする人が多くなり、鍼灸師も機能回復をはかれる職種として注目されています。
鍼灸師ってどんな仕事?具体的に教えて
鍼灸師とは、きわめて細い鍼(はり)をツボに刺して刺激を与える鍼と、もぐさを用いてツボに熱刺激を与える灸を使って治療する仕事です。鍼灸院によっては、遠赤外線照射・低周波通電などを行うこともあります。鍼灸師は医師の診断により、保険治療が行えます。その一方で、医師の指示がなくても自分の判断で施術することもできるのです。鍼灸治療の効果は、肩こり・腰痛・神経痛などさまざま。このほかにも、循環器系・呼吸器系・代謝内分泌系・生殖泌尿器系疾患など、多くの病気やつらい症状の緩和に効果があると言われています。
鍼灸師という資格はなく、はり師ときゅう師という資格にわかれています。これらを取得するためには受験資格を得たうえで国家試験に合格することが必要です。
- ○高卒・もしくは高校卒業程度認定試験合格者であること
- ○文部科学大臣認定の学校または厚生労働大臣認定の養成施設(専門学校)で必要な知識と技能を修得すること
- ○国家試験に合格すること
資格取得後は、鍼灸師として働くことが一般的ですが、スポーツトレーナーや介護福祉施設、整形外科などでも活躍しています。
