孫には会いたい、でも…年金月25万円・貯金4,000万円の60代夫婦が「息子家族の帰省」を嫌がる理由【CFPの助言】

子育てが終わり、子どもが家庭を持つと、親としての役割も変化していきます。孫と会う喜びはなにものにも代えがたいものですが、子のパートナーである「義理の娘」や「義理の息子」との関係に悩む親世代も少なくありません。なかには、子の帰省が大きな精神的負担へと変わってしまうことも……。60代夫婦の事例をもとに「家族との適切な距離感」についてみていきましょう。株式会社FAMOREの山原美起子CFPが解説します。
年金月25万円・貯金2,800万円の70代夫婦「たった1年で500万円喪失」に悲鳴。原因は、幸せな家庭を築いていた45歳息子からの「まさかの電話」

穏やかな老後を過ごしていた70代の田中さん夫婦(仮名)。しかし、40代の一人息子がリストラされ、離婚を機に実家へ戻ってきました。失業手当の受給が終わっても再就職が決まらず、生活費や車の買い替えまで親が負担。息子を見捨てられない気持ちと、減り続ける老後資金――。家族再同居の現実と、“支援の線引き”に苦悩する高齢夫婦の姿を、FPの三原由紀氏がお伝えします。
