在宅介護中に「本当にやってよかった6つのこと」
振り返ってみると、在宅介護を続けられた背景には、事前にやっておいてよかったことがいくつもありました。
1:最初に必ず「地域包括支援センター」に相談
どのサービスが使えるかを早めに把握し、一人で抱え込まない仕組みづくりを。
2:早めに介護施設を見学に行く
実際に行き、目で見て話を聞くことで、介護レベルやアクセス面など、具体的なチェックポイントが見えてくる。
3:介護施設は“仮予約”で候補を確保
いざというときに頼れる場所を押さえておくことで、在宅を続ける余裕と心の支えに。
4:重要書類とお金の管理を早期に整理
通帳・印鑑・保険証書・年金額・貯蓄を親と共有し、銀行の「代理人登録」を済ませておく。
5:在宅中に“お泊まり”できるサービスを活用
小規模多機能型居宅介護など、デイサービス・訪問・ショートステイを組み合わせて負担を軽減。
6:入居判断のサインは「排泄介助の増加」
ケアマネも目安にするポイント。本人の希望や安心感も大切にしてタイミングを見極める。
いよいよ本格的に進み始めた介護施設への入居。けれど、安心できるはずの場所で、思いもよらない壁に直面することになります。
▶次回は、入居して初めて見えてきた問題点と、母にとって本当に必要だった支えについて綴ります。

