3. 介護の仕事に資格は必要?
介護職の多くは無資格・未経験でも始められます。ただし、資格があることで業務範囲や待遇、キャリアの選択肢が大きく広がります。資格を取得するメリットは以下のとおりです。
介護への理解が深まり、実践力が身につく
介護資格を取得することで、利用者に対し適切なケアをおこなうことができます。例えば、認知症の人への接し方や安全な介助方法など、現場で必要とされる実践的なスキルが身につきます。
業務の幅が広がる
資格を持つことで、身体介護や医療的ケアなど、専門性の高い業務にも携われるようになります。職場によっては資格がなければできない業務もあり、責任ある立場を任されることもあります。
収入・キャリアアップにつながる
資格を取得すると、資格手当の支給や基本給の加算がある場合が多く、収入アップが期待できます。また、介護福祉士などの上位資格を取得することで、サービス提供責任者やケアマネジャーなど、専門職へのキャリアパスも開けます。
職場の選択肢が広がる
訪問介護や医療的ケアが求められる職場では、就業条件として一定の資格が設けられていることもあります。保有する資格に応じて、働ける職場の選択肢が大きく広がります。
信頼を得やすくなる
資格があることで、利用者やその家族、ほかの職種からの信頼を得やすくなります。仕事に対する自信にもつながり、やりがいを持って働くことができます。
4. 介護資格はどんな順番で取ればいい?
介護資格には、無資格・未経験から取得できるものと、実務経験などいくつかの条件が必要なものがあります。必ずしも決まった順番があるわけではありませんが、条件のない資格から始めて、段階的にステップアップしていく流れが一般的です。
無資格で介護職に就いた場合は、認知症介護基礎研修の受講が義務付けられているため、まずはこの研修を修了する必要があります。

そのうえで、多くの人が最初のステップとして受講するのが、介護職員初任者研修です。初任者研修を修了すれば介護職員実務者研修の一部が免除されるといったメリットもあります。
実務者研修を修了すると、国家資格である介護福祉士の受験資格を得られます。介護福祉士としてキャリアを重ねることで、認定介護福祉士やケアマネジャーなどの上位資格にもチャレンジできます。
順番はあくまで目安ですが、取得時の免除制度や将来のキャリアを考慮すると、順を追って取得することで効率よくスキルアップが図れます。

