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保育園の園長の役割とは? 仕事内容やなるための条件を解説

保育園の園長の役割とは? 仕事内容やなるための条件を解説

保育園の園長の仕事は?

園長は保育園を運営する経営力と、保育の知識が必要となる仕事です。以下で主な役割を見ていきましょう。


<園長の主な役割>

・行政とのやり取り

補助金の申請や書類の届け出などをおこないます。


・園の予算計画・事業計画

国・自治体から出る補助金等の収入、人件費、教材費、消耗品、光熱費等の支出を計算して予算計画を立てます。


・人事・採用活動

求人のため、保育士養成校の担当者と話をしたり、ハローワークや派遣会社とのやり取りをしたりします。採用面接、見学者やボランティアの受け入れもおこないます。


・会議

系列園や法人・企業の会議へ出席する他、園内での職員会議等もおこないます。


・保育士の指導、シフト管理

保育士との面談や研修、シフト管理をおこなうこともあります。


・書類の確認

行政や運営団体の書類、保育園で必要となる指導計画書や企画書、記録に目を通して最終チェックをおこないます。


・保護者対応

各行事での挨拶、園児にトラブルや事故、ケガがあった際は、園の責任者として対応が求められることもあります。


・安全管理

園内の設備の点検や、給食の検食など、保育園の安全管理も園長の仕事です。


また実際に、認可保育園の園長先生に各業務についてお話を伺ってきました。


<園長歴5年 I先生>


現場で保育士として11年経験していましたが、園長になって苦労したことは事業計画や予算計画の部分です。


処遇改善の内容などは、園長として当然理解していなければならない項目です。毎年のことなので今は慣れましたが、最初は膨大な資料を読み込む日々でした。


会議は多いときには月10回程度出席します。人事や採用という面では、職員の状況を把握するため、積極的に職員との面談の時間を設けて意見を聞いたり、日頃の感謝を伝えていくなど、良好な関係が築けるようにしています。


園長になるための条件は?

公立保育園の園長になる場合は、公務員試験に合格して公立保育園の正規職員となり、年数を積んでから昇格試験に合格して園長になるというのが一般的なルートです。公立保育士から園長になるため、保育士資格は必須となります。


一方、私立保育園の場合は必要となる資格がなく、保育士資格や現場経験がなくても園長職に就くことができます。

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