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「最悪のクリスマス」“独身偽装”とプレゼントの渡し間違いで人生が狂った男女の悲哀

「最悪のクリスマス」“独身偽装”とプレゼントの渡し間違いで人生が狂った男女の悲哀

◆クリスマスプレゼントを渡し間違えて二股がバレる


プレゼントボックスを持った女性
都内在住のデザイナーである前田智香さん(35歳・仮名)は「クリスマスプレゼントをしくじって二股がバレてしまいました」と苦笑する。

「本命の彼とは別に、肉体関係の男が2人がいました。本命は忙しくて、あまり会えないけど大好きだから、その寂しさを埋めるために会っていたら『彼女になって』っていうので『まぁいっか』みたいな」

そういった経緯で始まった二股だが「順調だった」と前田さんは話す。

「本命が月1回とかしか会えないから、週2くらいで会えるセカンドの存在は結構ありがたかった。正直、本命と続けるには、(肉体関係の)彼がいないと無理かもとすら思えてくるほどでした」

そして迎えたクリスマス。

本命の彼には24日に会ってキーケースを、セカンドの彼には25日に会って部屋着をプレゼントした。

「2人ともすごく喜んでくれたんですが……プレゼント渡し間違えていたんですよ。本当は本命に部屋着、セカンドにキーケースの予定だったんです。仕事の繁忙期もあって、渡し間違えたことすらも気づかず……」

本命の彼に「部屋着どう?」と聞き、セカンドの彼に「キーケース可愛いでしょ?」と聞いてしまった前田さん。最初におかしいと気がついたのは本命だった。

「急にLINEで『おかしいと思った。キーケースに違う男のイニシャル入ってるよ!』と言われました。『さすがにないだろ』って年末にフラレました」

前田さんは荒れた。そして、酔った勢いでこの話をセカンドにすると、彼は激怒してブロックされてしまったんだとか。

「私が思っていた以上に本気で好きでいてくれたみたいで『そんな話は聞きたくなかった』と。本当のことを言っても受け止めてくれると思っていましたが、そんなに甘くはなく、ただただ、相手を傷つけてしまっただけでした」

一気に二人の男を失ってしまった前田さん。

自業自得ではあるが「年末年始に1人でいることがめっちゃしんどいです」と嘆いていた。来年のクリスマスには良いことがありますように……。

<取材・文/吉沢さりぃ>

【吉沢さりぃ】
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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