お金のことを話し合うためのコツ
これは、特に女性の相談者からよく聞くお悩みですが、男性とお金について話し合う際、治療費の大変さや緊急性を伝えても、なかなか理解してもらえず、お金の話が進まないことがあります。
特にがん治療では、考えなければならないことや選択しなければならないことが、突然、同時に発生することが多くあります。そのため、家族内でも「お金の話の優先度」や「緊急性」の感じ方が異なり、すり合わせが難しくなることがあります。
また、「趣味など個人的なお金なのに、家計から出していて負担が偏っている」という不満を抱きつつも、言い出しにくいことがあります。
このような場合、まずは項目ごとに数字で書き出し、論理的に淡々と伝えることで話が進みやすくなります。家計の現状を可視化し、感情ではなく事実をもとに共有することが大切です。「これからどうする?」という話し合いを軸に、具体的なルールを決めていくと良いでしょう。
【お金のことを話し合うポイント】
1.月ごとの支出割合を確認する(どの費用がどのくらい負担になっているか把握)
2.共通費(生活費)と個人費(趣味など)を明確にする(誰がどの負担をするか整理)
3.大きな買い物をする前に相談する(家計の余裕や優先度をすり合わせる)
黒田 ちはる
看護師FP®
