
会社員であれば、給与から天引きされるため普段は意識しづらい税金や社会保険料。しかし、実際に家計簿で可視化してみると、その負担額にびっくり……なんてことも。今回は、青木さやか氏著・坂本綾子氏監修の『貯蓄が苦手な人こそ読んでほしいお金の第一歩 お金まわりを見直したら人生が変わった』(日経BP)より、FPとともに家計改善に取り組む青木さんの8カ月分の家計簿を大公開。節約意識が芽生えていく様子や、税金の予想以上の“重み”が浮き彫りになっています。
教育費だけで約50万円の月も…8カ月分の「青木さんの家計簿」
青木さんの毎月の固定費(住居費など)と変動費(食費など)を合算した家計簿を大公開! 時系列で並べると節約意識が芽生えた様子が一目瞭然! 税金がのしかかる様子も。
■2024年9月:77万9750円
[図表1]2024年9月の支出 出典:『貯蓄が苦手な人こそ読んでほしいお金の第一歩 お金まわりを見直したら人生が変わった』(日経BP)より抜粋
この月から、「週に1日お金を使わない日を新たにつくる」という努力をした。税金が10万円、お金を管理するようになってから支払いの頻繁さに驚く。高額。
■2024年10月:70万40円
[図表2]2024年10月の支出 出典:『貯蓄が苦手な人こそ読んでほしいお金の第一歩 お金まわりを見直したら人生が変わった』(日経BP)より抜粋
税金がない分先月より出費が減った。先月に立てた「週に1日はお金を使わない日をつくる」という目標は継続。
■2024年11月:84万9000円
[図表3]2024年11月の支出 出典:『貯蓄が苦手な人こそ読んでほしいお金の第一歩 お金まわりを見直したら人生が変わった』(日経BP)より抜粋
「週に1日はお金を使わない日をつくる」のマイルールが3カ月継続! 衣服費が先月よりかかった。娘の習い事での出費も。
■2024年12月:106万580円
[図表4]2024年12月の支出 出典:『貯蓄が苦手な人こそ読んでほしいお金の第一歩 お金まわりを見直したら人生が変わった』(日経BP)より抜粋
娘の高校の入学金などの支払いがあったのでいつもよりも出費が多め。教育費が高い! 自炊は意識し、「週に1日はお金を使わない日」は継続。
■2025年1月:87万440円
[図表5]2025年1月の支出 出典:『貯蓄が苦手な人こそ読んでほしいお金の第一歩 お金まわりを見直したら人生が変わった』(日経BP)より抜粋
税金20万円が大きい。1月、お正月ということもあって食費や美容、交通費もいつもより多め。
■2025年2月:70万6300円
[図表6]2025年2月の支出 出典:『貯蓄が苦手な人こそ読んでほしいお金の第一歩 お金まわりを見直したら人生が変わった』(日経BP)より抜粋
週に1日の「お金を使わない日」は継続しており、2月は週2日使わなかったことも。税金や入学金など大きな出費もなく、平穏な支出。
■2025年3月:66万3900円
[図表7]2025年3月の支出 出典:『貯蓄が苦手な人こそ読んでほしいお金の第一歩 お金まわりを見直したら人生が変わった』(日経BP)より抜粋
3月は自分の誕生月なので必ず人間ドックを受診。約8万円。娘の中学卒業に伴っての出費があった。
■2025年4月:69万7750円
[図表8]2025年4月の支出 出典:『貯蓄が苦手な人こそ読んでほしいお金の第一歩 お金まわりを見直したら人生が変わった』(日経BP)より抜粋
4月は支出がなんだかんだあり、まとめてみると結構な出費に。季節の変わり目は娘関連の出費が増える。
食費が高騰して“よかった”…1年で激変した「お金意識」
1年前とは比べものにならないほどケチ、もとい節約を心掛けるようになった私。
今月はスマートフォンの通信料を安くしようとソフトバンクからドコモのahamoに変更。何がすごいってsoftbank.jpのメールアドレスがそのまま使えるということ。月額通信料は1万円から約半額に。手続きは面倒だったがやってよかった。
食生活にも大きな変化が。米の値段が上がり、2合を鍋で朝炊き、朝昼晩と娘と2人で食べる。
しかし米にしてもパンにしても、高騰してよかったことが1つ。1食のありがたさをしみじみ。お米1粒を残さないという精神は今初めて行動につながっている。外出時はおにぎり持参で、具の鮭は動物愛護活動をしている静岡・富士宮市の鮮魚店でまとめ買い冷凍。
野菜は郊外のJAで新鮮なものを安く購入し、小分け冷凍。忙しい朝晩、使い勝手がいい。トマトやたまねぎも冷凍に。冷凍トマトは細かく切ってそうめんつゆの氷がわりに使います。たまねぎは冷凍すると油を敷かなくても炒めると即アメ色に。料理研究家に教わった知恵は、安価大量買いにぴったり。
白髪染めはヘナで自宅で実施。髪に塗り込み頭にラップして掃除洗濯。美容院での時間も好きだが、自宅染めは時間も予算もカットできる(美容院の話だけに!)。外食は調べて、聞いて、並んでもいいからおいしいものを安価で。時にはぜいたくもするがメリハリをつける。
おごるのもおごられるのも、できるだけやめる努力を。割り勘で行けるところだけ行く。そのほうが気が楽なのが今の私。部屋の雰囲気を変えたいときはモノを増やさず、モノの位置を変えてみる。座卓を斜めに置いてみたり、絵を入れ替えてみたり。新たな景色が広がると、大きな気分転換になる。
さらに目指そう節約名人!
青木 さやか
タレント/俳優/エッセイスト
坂本 綾子
1級ファイナンシャル・プランニング技能士/日本FP協会認定CFP®
