◆増え続ける外国人労働者と制度の行方
新たに始まる育成就労制度では、同一業種内での転籍も可能となる。制度変更によって利便性が高まる一方、関与する団体や事業者の役割がさらに拡大する可能性もある。外国人労働者の受け入れを巡っては、企業側の人手確保だけでなく、多様性や国際競争力を期待する声もある。一方で、制度のあり方や透明性については、引き続き検証が求められている。
外国人労働者の数が増えることで利益を得る主体が存在する一方、社会全体としてどのようなバランスを目指すのか。高市政権の判断だけでなく、日本社会全体が向き合うべき課題となっている。
<文/九戸山昌信>
【九戸山昌信】
大学卒業後、新聞社に入社し、社会やスポーツ面を担当。退職し、出版社にて週刊誌記者を経て独立。現在は雑誌、ウェブ記事等に寄稿。取材範囲は経済、マネー、社会問題、実用、医療等。X:@kudoyama456489

