
月刊誌『大人のおしゃれ手帖』の読者組織「ミモザ会」の公式ブロガーによる『ミモザ会ブログ』。
読者ライターの河合麻子さんが今回足を運んだのは、自身の憧れブランド「ミナペルホネン」の展覧会。
「一着の服を長く着て欲しい」という、皆川明さんの思いが細部までちりばめられたような展示はあたたかく愛にあふれ、
心をやさしく包みこみながらも、その服を着る人の人生や生き方、力強さを感じさせるものでした。
皆さまこんにちは。読者ライターの河合麻子です。
現在、世田谷美術館でミナペルホネンの展覧会「つぐ minä perhonen」が開催中です(~2026年2月1日まで)
デザイナー皆川明さんによって設立されたファッションブランド「ミナペルホネン」。
トレンドに左右されない独自の世界観や職人技のテキスタイルに魅了されている人はとても多いと思います。
普段は主にプチプラファッションを楽しんでいる私にとっても、ミナペルホネンは憧れのブランドです。
持っている数点のアイテム(コート、ワンピース、古着のデニム、バッグ、靴下、ブローチなど)は、長く大切に愛用しています。
今回の「毎日ごきげん帖」は、先日訪れた「つぐ minä perhonen」展と、その日のお出かけコーデについてレポートいたします。
とっておきのコートに、スニーカーやデニムを合わせてリラックススタイルで♪

会場は世田谷区の砧公園内にある世田谷美術館。
よく歩く予定でしたのでコンバースのスニーカーで出かけました。
白の縁取りが素敵なミナペルホネンのコートは、まとうだけで「どんな私でも大丈夫!」と勇気をもらえる心強い相棒です。
同じくミナペルホネンのバッグは、ビームスで一目ぼれしたコラボアイテム。
コートの中は、モヘアニットとデニムを合わせて自分らしい普段着のリラックススタイルにしました。
ニットは古着。ミナペルホネンのはぎれで作ったボタンに着け替えています。ダメージの進んだミナペルホネンのデニムには、はぎれを縫い付けて楽し気に。
心も身体も無理はしんどくなってきたお年頃。
ちょっと緊張したり背伸びしたくなるようなおでかけの時こそ、どこか肩の力を抜けるポイントを作って、リラックスできるコーディネートを心がけています。
「つぐ minä perhonen」皆川明さんご本人解説の“音声ガイド”がお勧めです♪

会場は、一部を除いてほとんどの展示が写真撮影OKでした。
これから楽しみに展覧会へ行かれる方のお邪魔にならないよう、こちらは、ちらりとだけレポートいたします。
ぜひオススメしたいのは、入り口で借りられる音声ガイドです。
ラジオパーソナリティのクリス智子さん、ブランド創設者の皆川明さん、デザイナー兼代表の田中景子さんが、各展示室を巡るように対話されている音声ガイドは、ラジオのおしゃべりを聴いているようなアットホームな雰囲気。
冒頭での皆川さんの「一緒に森の中を散歩しているように楽しんでいきましょう」という台詞に心がほっこり、緊張が解けます。
デザイナーご本人達の解説を聴きながら会場を巡るというのは、とても贅沢な体験に。

展覧会はテーマごとにいくつかのパートに分かれていて、テキスタイルの柄の成り立ちが紹介がされていたり、工場での「刺しゅう」「プリント」「織」の技術の制作過程の展示があったりと、見ごたえたっぷり。
工場や協業先の方々のインタビューが流れるパートもあり、社会見学をしているような面白さもありました。
できあがるまでの過程や、その技術を支える人々の存在を知ると、テキスタイルの細部までがますます愛おしく感じられます。


